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詩集「Variationen」
Resolve

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憂欝な雨の音…煩くて眠れない
いつまでも悩んでる自分が何だかバカらしい
失敗したらその時落ち込めばいい
きっと明日の朝は…眩しい程に晴れるよね?

川に流した笹舟のようにユラユラと
人生なんてどこにいても危険なことに変わりない
疎ましく思う夜もいつか終わる時来るかな?
極上のサウンド聴いても心 落ち着かない

人なんて所詮わがままな土人形
だけどね 思い通じる仲間がいれば
世界はきっと変わると信じられる

天(ソラ)は青くただ悠然と
見下ろすだけで何も求めない
光溢れるこの小さな世界
どこへ行けばいいんだろう?

大地湛う緑の憩い豊かなれど心は荒む
僕は歩む何か求めて…この両手に抱けるものあるかな?

露の空に垣間見る
どこまでも澄んだ青
思い思いに感じる世界
なぜか愛しい
推理したって人の心は解けない
ただ古びた写真だけが
僕の胸を強く打つ

眩しいくらいの夜空に散ったmeteor
儚なく消えた願いのように
瞳に焼き付いた残像
何も疑うことなく笑い合えたあの頃は
もう戻ることのない時の中に埋もれていった…

君を想うことは僕の身勝手なのかな?
どこまでも風を追いかけるような
自由な心がとても欲しい…いつも…

染みる雨空暮れる世界
濡れた瞳隠して眠れ
取り残されたような淡い感傷
振り切れないよ
終わることのない月日の中で
切り取った日々に君はいない
セピア色した記憶を胸に
僕はこの世界一人で見つめる

憂欝な雨音…煩くて眠れない
いつまでも悩んでる自分がバカらしい
過ぎ去った日々は…もう戻らないから…

きっと明日の朝は…

眩しい程に…晴れるよね?




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