課外授業のデイウォーカー
中立都市創設と双方の王への事後報告×移住者達の新たな生活開始
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
疑問を解くように奏が答えた。
「一真が疑問するのも当然でしょうが、私達は昨夜にトレミー1番艦で来ました。三大勢力と和平&停戦協定結んだ後、一真は中立都市を創ったとここに居る治安維持部隊から知ったのです。駒王町に居たお留守番でしたが、まだ帰ってこないのならこっちから来れば良いのではと思ったのです」
「奏さんの仰る通り、私達は一真さんがまだ戻らないとの事でしたのでこっちから会いに来ました」
「それと吸血鬼中立都市を創り上げたのなら、外交を行う姉様が向かうというので便乗させてもらいました。ついでに私達が行くと言いましたら奏さんがトレミーで行かせてあげるとの事でしたので、姉様と一緒にこちらに来たまではよかったのですが既に就寝中だと聞き一緒に添い寝とした状態です。城内の寝室に姉様もおります」
「なるほどな。まあ昨夜はこの都市について王の謁見で事後報告としてだったし、グリゴリ研究者達が今日の昼に来ると聞いている。とりあえず全員起きろ」
「それなら既にここにいますよ、一真。私達が行くと言ったらグリゴリの神器研究員達とアザゼルも便乗しましたの、だから今頃は起きてるかと」
マジか!グリゴリ研究員達とアザゼルが既に来ていたとは気付かなかった。恐らく協定に関して驚いたから逆に俺を驚かせたかったのか?スゲェ驚いたけど寝室から各部屋に戻ったソーナ達、奏は俺の正妻だから同じ部屋に居るが。洗顔後、量子変換機でパジャマからスーツに着替えた。昨日と同じ肩書きだが、奏も量子変換機で着替え終わっていた。
普段着だが想像にお任せするけど、俺の妻に卑猥な視線を向けんじゃねえぞ?本来の主人公ならそうすると思う。寝室からリビング兼ダイニングルームに着くと既に朝食を終えていたアザゼルとグリゴリの研究員達。何故か知らんが護衛としてバラキエルと朱乃も居たけど、恐らくグレモリー側ではなくCB側として来たのだろ。
「おはよう一ちゃん、俺達がいるの驚いたろ?」
「おはよアザゼル。スゲエ驚いたさ、グリゴリの者達は昼に到着予定と聞いていたし、ここに正妻である奏と側室の婚約者が勢揃いとは」
「一真ちゃーん、お久♪」
「と言う訳ですので、作戦は成功致しました」
何が?と言いたいし聞きたいけど、とりあえず抱き着くセラフォルーをハリセンで叩いてからスーツに皺がないので安堵した。外交しに来たんだから、俺達は遅めの朝食を食うけど食料品は既に搬送作業完了したとライブコンボイからの報告があった。
そのお陰で大量にあるが、共存都市には純血とハーフが居ても日光遮る霧を発生させてる。霧+結界として作動してるし、ちゃんと通行許可書がないと通れないようにしてる。結構吹雪いてたようだけど、共存都市付近だけは雪など降らないようにして自然災害も起きないよう調整済み。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ