課外授業のデイウォーカー
中立都市創設と双方の王への事後報告×移住者達の新たな生活開始
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て貴族社会が主軸だったけど、民達はそれを望まないし僕らもね。ノーだとそれを我慢してまで生き続けるのは酷であり、移住や神器については了解したと言っておくよ。最近神器を持つハーフが生まれるが、研究者不足で情報不足だろうし都市についても男尊女尊関係無しの吸血鬼世界にしたいから」
「必要な都市だと思っての事、未来予知で外れた事はないよ」
各王と俺の三人が座り、リストを見ながら説明責任を果たしていく俺。全ての事について承知したと言う書類にサインしてもらい、共存都市の受け渡しにて二人の名前が欲しいので。これで後々の事は蒼い翼ルーマニア支社長へ引き継ぐ事により、連絡先を渡して共存都市を譲渡。
吸血鬼の国を貴族世界撤廃した新たな国として王の間で詳細を話してから謁見終了。ツェペシュ城から出て城下町や繁華街を見て回りながら、今後についてルーマニア支社長と話し合う。
「今後はお前と二人の王にて話し合ってもらいたい、何かあれば治安維持部隊に聞いてくれ」
「早速そうさせてもらいます。またクーデターが起きないよう調整してますし、移住予定者達と挨拶などは終わらせております」
「流石に本社社長兼CEOが家一軒ずつ回るのも可笑しな状況だよな」
「私のような支社長なら兎も角、本社社長兼CEOが来られると皆さん緊張してしまいますな。神器研究者には挨拶に行った方がよろしいかと」
車でツェペシュ城からカーミラ城へ行き、神器研究者一人ずつ挨拶して全員共存都市に移住するんで。今まで使ってた道具などを持って行くが、純血とハーフみたいに分け目なく神器研究用施設も建造した事を言ったらとても喜んだ。
知らない機械や技術があるらしく、使いこなせるか分からんと言ってたがグリゴリ研究員から教えてくれると言って安心させる。事務報告後、中立城はまだ所有権が俺なので王専用部屋にて就寝。朝になって起きようとすると何か重いな、はて?昨日は俺一人で寝たはずなのだが。
中立城の寝室は一つだけではなく、何個かある内の一つとされている。寝るまで一人だった事を再確認して起きてみると、左に奏とレイヴェルが居て右にはソーナとシークヴァイラが寝ていた。トドメとして胸の上に寝てたのは、抱っこのように寝てたオーフィス。
「おーい!起きろ、奏達!」
「むにゃむにゃ・・・・最近では学園生活以外だと一真でしたね、おはようございます」
「おはよう、それでこの状況を説明してくれるか?奏」
「説明するよりまずは起きないといけませんね、ソーナ達にオーフィス、起きて下さい」
奏の隣に居たレイヴェルと右腕にしがみ付いてたソーナと隣のシーグヴァイラが、正妻である奏の声によって起こされる。オーフィスも起きたが、全員パジャマ姿となっており何故ここに居るのか分からず仕舞いの俺。すると
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