第05話 図書館ではお静かに 前編なの(高町なのは@5歳)
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PSゲームが好きだった転生者が居たとして、転生後の彼は果たしてトリガーハッピーな殺人狂となるだろうか?
おそらくそうはならないだろう。ゲームと現実は違うからだ。ならばそれは、ハーレム物の二次創作が好きな転生者にも同じことが言えるのではないか?――
この、なのはの見解は至極フラットな、真っ当なものだろう。しかし、一度悲劇が起きてしまえばそれが愚かな楽観視へと堕してしまうのも事実である。なのはの変化は果たして禍をもたらすのか福をもたらすのか・・・
「・・・彼がシナリオ《原作知識》を持ってなかった場合はどうする?
説明が必要だし、この世界《リリカルなのは》について納得してもらうのもかなり大変だと思うんだが。」
「えっと、、はやてちゃんと一緒に居る彼がシナリオを持ってないなんてありうるの?」
「ああ、(八神家の)長男として生まれたり、義兄として引き取られたり、行き倒れてるところを拾われたりって設定が、昔呼んでた本《二次創作》では主流だった。
何れのパターンでも本人の自発的行動でファミリー《八神家》へ入るわけじゃないから、必ずしもシナリオを持っているとは言えないんだよな。
俺がなのはと公園で会ったのとは逆だな。」
「・・・・あれがシナリオ《原作知識》に基づく余計なおせっかいだったとしても、一応感謝はしているの。」
あの日、泣かされかけたことは完璧にスルーし、努めて無表情に謝意を表するなのはさんであった。
・・・おや?なのはさんの首筋が赤k「うるさいの!!」
「hai!!お節介でごめんなさい!」
「ちっ違うの!コウくんに言ったんじゃないの!! あの日のことは本当は嬉しかったの!
・・・ぅに"ゃー /////」
「(姉さん、事件です。あの(・・)なのはがデレました。耳まで赤いです。凄く、可愛いです。嫁にしたいです。・・・・・・俺はペドじゃない俺はgmkzじゃない俺はペドじゃない俺はgmkzじゃない俺はペドじゃない俺はgmkzじゃない。。。クールだ、KooLになるんだ。藤原高貴はクールに話を戻すぜ!)
あー、それで、何の話だったか?
えーと、三人目の彼がシナリオを持ってない可能性があるって話だったよな。
それで・・・どうするんだ?」
「ど、どうしよっか?わからないの。」
―なのはさん@ぽんこつモードの上目遣い攻撃!
―藤原君は500庇護欲ダメージを受けた。藤原君は応答不能になった!
「 」
「・・・・・・あれ?コウくん、コウくん?おへんじして?コウくん???」
「(ハッ)あ、ああ。ごめんなのは。ちょっと考え込んでた。
そうだな、彼の出自が人と異なっていることを真正面から指摘すれば良いんじゃないか。
これはシナリオから知識を得てな
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