第四百四十七話
[8]前話 [2]次話
第四百四十七話 カルボナーラ
華奈子と美奈子は二人だけでもカルボナーラの話をしてそのうえで調べてみてだ、華奈子がこんなことを言った。
「脂っこいわよね」
「ええ、組み合わせはね」
美奈子もこう返す。
「どうしてもね」
「ベーコンに生クリーム、卵で」
「それはかなりね」
「そうよね、しかもうちオリーブオイル使って」
パスタには絶対に使っている。
「それで大蒜も入れて」
「大蒜はともかくとして」
「カルボナーラってね」
「どうしても脂っこくなるわね」
「ミートソースやナポリタンよりも」
華奈子はさらに言った。
「脂っこいわね」
「ずっとね」
「ミートソースやナポリタンは」
こちらはというと。
「トマト使ってね」
「思ったよりあっさりしてるわね」
「むしろね」
「そう、カルボナーラが」
このソース自体がというのだ。
「脂っこくて」
「カロリーも高いわね」
「そうなのよね、だから食べ過ぎたら」
美奈子はそうした場合について述べた。
「後で運動しないとね」
「駄目よね」
「というか華奈子はいつも運動してるから」
「その点は安心?」
「むしろ私の方が心配かしら」
こう言うのだった。
「やっぱり」
「そうでもないでしょ、美奈子も最近よく身体動かしてるし」
華奈子はこう美奈子に返した。
「大丈夫でしょ」
「だといいけれど」
「ええ、まあカルボナーラが脂っこいことは事実ね」
「それでカロリーが高いことはね」
「あたし達カルボナーラも好きだけれど」
「そのことは注意しないとね」
「そうして食べないとね」
どうしてもというのだ。
「後で太らない為に」
「そこ大事ね」
「運動も考えて」
「食べたら」
そうしなければいけないというのだ、姉妹でカルボナーラについてレシピを調べてから話をしていた。
第四百四十七話 完
2017・5・19
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ