435部分:第三十五話 守矢、雪を止めんとするのことその五
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第三十五話 守矢、雪を止めんとするのことその五
「ビッグベアね」
「そうね。あの人がいるけれど」
「イギリス人ははじめてだし」
「そんな国だったの」
「シャオそんな国行きたくないわ」
「ううん、食べ物は勧めないから」
ジェニーは二人にもこう言った。
「それ以外はともかくね」
「ステーキは食べたことがあるわ」
孫策はジェニーにこのことを話した。
「あれはいいわね」
「そうでしょ。じゃあ今度一緒にね」
「ええ、食べましょう」
「それじゃあ私達全員」
「さっき言ったでしょ。登用よ」
そうだというのだった。
「それでいいわね」
「わかった」
右京が頷いてだった。そうしてだった。
彼等も孫策の配下になった。客将として彼女と共に戦うことになったのだった。
劉備達はだ。守矢と話をしていた。
団子に茶を楽しみながらだ。そこで彼は話すのだった。
「人を探している」
「人?」
「人というと?」
「雪という」
こう一行に話した。店の席に座って周りにいる乙女達にだ。
「金髪の女だ」
「金髪っていうと」
「キングがそうだな」
「ええ、そうね」
彼等は金髪と聞くと彼女を思い出した。
「それとマリーもな」
「そうよね、あの人も金髪だし」
「目立ちますよ」
「そうした人ですか」
「そうだ、そして髪はかなり長い」
こうも話す守矢だった。
「そして薙刀を持っている」
「ふむ、こうしたものだな」
関羽がここで自分の得物を見た。
「これと同じようなものだったな」
「そうだ。それよりも小振りだが」
守矢もその青龍偃月刀を見ながら答える。
「ああしたものを持っている」
「そうか。それでだが」
「次は服か」
「うむ、どんな服を着ているのだ?」
関羽が今度聞くのはこのことだった。
「それで」
「白だ」
守矢は色で答えた。
「白い服を着ている」
「金髪に白い服なのだ」
張飛はその二つを頭の中に入れてから述べた。
「それって凄く目立つのだ」
「そうだな。もう見つかるとなればすぐだろ」
「うむ、特徴はわかった」
馬超と趙雲も言う。
「問題は何処にいるかだな」
「この国は広い。探すのは用意ではないぞ」
「大体察しはついている」
だが守矢はここでこう言うのだった。
「この辺りにいる」
「調べたのね」
「最初は洛陽という街にいた」
こう黄忠に話す。
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