暁 〜小説投稿サイト〜
奇妙な暗殺教室
班決めの時間
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
くが千葉は誰を誘うとしているんだ?」



「まぁジョジョが予想しているであろう速水を誘ってるよ。授業始まる前に速水の席で話してたからそろそろ来るんじゃないか?」



「成る程…じゃあ問題無いな」



このE組みに入ってから俺が千葉と速水の2人に抱いている印象は『寡黙』という一言に尽きる。類は友を呼ぶという日本の格言がある様に同じ様なタイプの人間は必然と同じ群に何人もいるもで、お互いに多くは語らずに与えられた仕事をこなすクレーバーな仕事人だそんな2人なら修学旅行の班だってできる事なら同じ班で行動したいと思うだろう。



「ジョジョ…OK貰えたみたいだな」



振り返ると地図を持った千葉が速水を連れて来ていた。



「あぁ…お前の言う通りだったよ。」



「だろうな…不破と三村が誘いたがっていたし…中村とも仲がいいからな」



へぇ…意外と正確に周りを見ているな。自己主張をあまりしない所為なのか…それとも人間観察が趣味なのかは知らないが視野が広いのは良いことだ。



「まぁそれはさておき、速水だったな…改めて名乗ろうか…東城丈一郎だ。ジョジョって呼んでくれ」



「速水で良い…よろしくジョジョ」




「あぁ…こちらこそよろしくな速水」



こうしてこれが後のE組内で最も一番敵に回したくない最強の仕事人トリオが誕生するキッカケになる事をまだ誰も知らない。



「……むー」



「どうしたの中村さん?」



「…別に…なんでもないよ」



そしてこの光景を中村は面白くないのか先ほどとは打って変わり機嫌が悪く、彼女の心に嫌なモヤを溜めていた。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ