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詩集「Variationen」
soul liberation

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愛する人は何も語ってはくれない
それでも欲することに意味なんてあるの?
いずれ来る未来(トキ)知っているのなら
刹那な今を手一杯生きられる?

どんな希望も無意味な幻で
触れることの出来ない虚しいものでしょう?

明るい時間(トキ)は足早に去って
望むものなど何一つ手に入らない
愛しい君は静かに微笑んでるけれど
僕の手を握り返してはくれないよね…

何もない空に手を翳してみて
そっと包んだら…何か掴み取れる?
とても小さな僕のような人間(ヒト)でも
愛を求めること 許されるの?

無慈悲な時は僕の躰を擦り抜けて
遠い過去となって 消え逝くものでしょう?

澄んだ湖の底へ沈むような
とても緩やかな時が欲しいだけ
永遠(トワ)に光るような流れを断つことこそが
きっと僕の願いの
soul liberation

いつでも君が傍にいて笑っていてくれたら
たったそれだけで僕は生きて行かれる
でもそれは transient fantasic story

晴れ渡る青空へ溶けて逝けるような
とても清らかな魂(ココロ)が欲しいだけ
同じこと繰り返すような旅終わらせること
それが僕の祈りと
soul libaration

my soul libaration…




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