ガンダムW
1746話
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ん。そうだといいけど。……それはそうと、トレーズ派との戦いの時、アクセルはゼクスと戦うんだよな?」
「ああ。そのつもりだ。……向こうがこっちとの戦いを望んでるだろうし」
それに、エピオンの性能を抑える事が出来るのは、それこそウイングゼロくらいだろう。
……ああ、デスサイズヘルとアルトロンガンダムという改修した2機であれば、エピオンに対しても有利に戦えるか?
だが、トレーズ派との戦いではこちらも数が多ければその方がいい。
いやまぁ、ウイングゼロを自由に使えるのなら、それこそツインバスターライフルでMSを一掃出来るんだが。
「なら、あたしは普通に向こうの戦力と戦ってればいいのか?」
「いや」
綾子の言葉に、首を横に振る。
確かに俺がゼクスを抑える事が出来れば、トレーズ派の戦力は大きくダウンするだろう。
だが、ゼクスには頼りになる副官がいる。
一度捕らえたゼクスを助け出したのもその副官……ノインだ。
深くゼクスを愛しているノインという存在は、決闘染みたところのある俺とゼクスの戦いにとって、非常に厄介だ。
互角に戦っている分にはいいだろうが、いざゼクスが倒されそうになれば乱入してくる可能性というのは必ずしも否定は出来ないのだ。
そうして戦闘に乱入してくるのは、間違いなくゼクスも望んではいない。
だが、それでもノインはそれを行うのだ。
例え自分が不興を買っても、それでゼクスが助かるのならそれでいいと。
……その辺がノインとレディ・アンの違うところだよな。
「綾子にはノインを……ゼクスの副官を抑えて欲しい」
そんなノインの行動を抑えるべく、俺はそう告げるのだった。
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