第四章 RE:BIRTH
赤銅 消滅
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
はグズグズと崩れて行って、塵芥となって消滅する。
そして翼刀と蒔風が回転し、同時に剣を赤銅の首に突き刺した!!!
「GEEEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAAJJJJJAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
凄まじい雄たけび。
その声に顔をしかめる二人だが、腕に力を込めて剣を押し込んでいく。
「JAAAAAAAAAAA!!!!JYYYYAAAA!!!!J・・・・JAAaaaaa・・・・・・」
赤銅の声は次第に小さくなっていき、その体からも力が抜けていく。
終わりか。
そう思い、翼刀と蒔風が一瞬息を吐き
「ギィッッ!!!」
赤銅が口をバカリと開けた。
それにびっくりする二人だが、その光景にさらに驚いた。
口の中に、タイマーがある
そして腹が凄まじいエネルギーを発していき、それが臨界に達しようとする―――――!!!
00:20
「このエネルギー・・・まさか!!!」
00:17
「世界ごと吹っ飛ぶ気かよ!?」
00:14
世界を破壊してきた赤銅の翼。
その存在の最後をかけてまで、その方向性は破壊に向く。
00:09
そして口の中のタイマーが一気に減って行き
00:03――――――
「いただきます」
赤銅の背後に「奴」が現れ、その肩に手を当てた。
瞬間
キュごゥッ――――!!!
そんな音がして、赤銅が消えた。
その跡には黒い穴が残っており、蒔風の脇を「奴」が落下していっている。
「お、お前まさか・・・・」
「世界ごと切り取って食った。あんだけ弱ってたから、強行できたよ。これくらいは許してくれ」
両手を合わせてスマンという「奴」だが、あまりに急に終わったのでキョトンとしてしまう二人。
そして、黒い穴に視線が向く。
「あー・・・あんな食い方したから穴、開いちまったな。ま、あれくらいならすぐ戻るだろうけど」
「それはいいけど」
「だがこの影響で、どんな因果を引き込むかわかったもんじゃない。何が起こるかわからないから気を付けろよ?」
「奴」が忠告する。
だが、蒔風の口元はゆっくりと笑みに変わっていく。
「大丈夫さ、オレらがいれば」
「まあ、な」
「しょうがないって!!これくらい!!!」
そうしていると、その穴がギュッッ!!と一気に縮こまった。
そして、それが一気にはじけ
パァンッッ!!!
「あはははははははは!!!」
「おぉ・・・・」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ