第四章 RE:BIRTH
英雄の集結
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のなら、拒絶しない限り二人は同じ形を連想する。
そして、自分が取る方さえ分かれば後は穴埋めで相方の動きもわかる。
手に取るように、どころのレベルではない。
それは単純なコンビネーションではなく、二人で行うシングルアクション――――――!!!
「邪魔だ」
「消えろ」
そしてのばされた腕から小さな獄炎弾と波動弾が連弾で飛び出していき、一本の砲撃のようにのように彼女の腹と胸に命中する。
「グッ、あ!!!」
その攻撃に大きく後退、上空に舞い上がって行く赤銅。
それを追って翼刀が飛び出していき、圧倒的な剣技で追い詰めていき、翼刀が赤銅の背後に回ると「奴」が魔導八天を大剣にして叩きつけていった。
「行くぜ翼刀!!」
「おう!!」
正面からの二人の猛攻。
それを防御できているからといえ、そこから反撃の一手に出れない赤銅。
「ここらで一発、頼むぞ蒔風!!」
「お見舞いするぜェッ!!!」
上空で戦う二人の隙間を縫うようにして、蒔風が地上から砲撃を打ちはなって行く。
二人の陰になる、死角からの攻撃はまさに的確。
しかも、「奴」の背後から撃つ時は刹那すらの無駄がない。
その攻撃に耐えきれずに、再び弾いて後退する赤銅だが
ズドドドドッッ!!!
飛びのいたところに、蒔風の投擲した風林火山の四本が命中して火花と共に赤銅を数メートル落とした。
「さて・・・・わかってるか?」
「あぁ・・・このままじゃ負けるな」
「え?」
上空にやって来た蒔風が剣を取り、まだ自分たちよりは上空にいる赤銅を見上げ、つぶやく。
それに驚く翼刀だが、「奴」の言葉が後を引き継ぐ。
「離れたところじゃ、まだあの三体は生きている」
「しかも、ラピュタからの模造兵士団はこの瞬間にも生み出されているんだ。この空域もいつか飲み込まれる」
「じゃあこのままだと赤銅も相手にできないってことなのか!?」
「あぁ・・・ま、だが」
「そうだな。そろそろあっちも重い腰を動かすだろうよ」
「?」
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「報告!「EARTH」局長が戦線に復帰しました!」
「やっとか・・・」
「その直前にも新戦力が二名、加入。赤銅の翼を押しとどめているようです!」
「うむ」
報告を聞いて、部屋から魔道士が飛び出していく。
時空管理局、作戦司令室。
そこにいるのはレジアス・ゲイズをはじめとした、彼の部下数名だ。
「敵戦力、なおも増加。「EAR
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