第四章 RE:BIRTH
英雄の集結
[20/22]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
向へと身体を向け、腕に力を込めはじめた。
すると周囲に散ったΧブレードの破片が宙に浮き、一つ一つがエネルギー光弾となって蒔風たちに向かって飛来していった。
「ギェエええええええええええええ!!!」
「!!!行くぞォォッ!!」
ドォォォンッッッ!!!
―――――バサァッ!!!
「開―――翼!!!」
ドンッッ!!
だがその爆発は蒔風の翼によって阻まれ、それが背中に収まるとそこには、六人の戦士が並び立つ。
蒔風、「奴」、翼刀、唯子、凩、アリス
それはまさに、「この世界」の戦士たち!!!
「ヴァルクヴェイン!!刃幕!!」
ザラァァアアッ!!
ドドドドドドッッ!!
「ヌグォ!!」
「ハァッ!!束縛光!!」
ギチッ!
「グ!?」
「いまです!行きますよ二人とも!!」
ダンッ!!
「居合、縦一閃!!」
ザゴンッッ!!
「すれ違いパニッシャーチョップ!!」
ボゴォッッ!!
「セェイヤァ!!」
バシィンッ!!!
「ぐ、ぅお・・・・」
「「ゼァアッッ!!!」」
ザザザンッッ!!
凩、唯子、アリスの攻撃がすれ違いざまに終わり、この二人が切り掛かっていった。
蒔風と「奴」が、魔導八天と十五天帝をそれぞれ縦一本に組み上げ、それを鞭のようにふるっていく。
入れ替わるように切り結んでいく二人。
そして、それが終わると同時に腕を組み、そこを土台に翼刀が飛び上がり、赤銅に向かって大きく剣を振り下ろす!!
「世界破断!!槍薙巳!!!」
ザドンッッ!!!
「―――行くぞ天剣!!!十五天帝!!!」
「放て!!もう一振りの裏の天剣!!」
そして、二人は剣の力をマックスにまで跳ね上げる。
剣をすべて組み上げ、十五天帝と魔導八天を掴み走る。
地面を削るようしてに走る二人の動きは左右対称。
そしてそれを赤銅の顎に向かって跳ね上げ、その体を上空にまで跳ね上げる!!
その威力は一瞬にして雲の高さまで跳ね上げるもの。
「行くぞ!!」
「わかってるっつの!!!」
これだけの攻撃に、現界の底が見えない赤銅の力に戦慄しながらも、蒔風と「奴」はその後を追う。
打ち上げられた遥か上空で、赤銅の双眸がガッ!!と開かれ、その両腕が蒔風と「奴」の首を押さえて落下して行く。
背中を空気摩擦の熱が焼いていくが、正直気にしていられない。
そして、その翼が最大限に開くと感じたその瞬間
「翼刀ォ!!」「今だァッッ!!!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ