第四章 RE:BIRTH
英雄の集結
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てきた。
「この反応・・・数は・・!!」
そうしていると、目の前の模造兵士が弾幕によって一斉掃射されていった。
明らかに「EARTH」のものではないし、一人が放ったものではない。
振り返ると、多くの魔道士たちがデバイスから魔法弾を放って敵を次々に落としていっていた。
そして、その大部隊は見事と言えるような編隊を組んで別れていく。
「これなら・・・・いける!!!」
そして、空の掃除に取り掛かる。
次々と編隊の形を組み上げ変えていくのはレジアスの指示。
これだけの大編隊を、たった一人の男の指先で、まるで盤上の駒のように的確に動いて行っていた。
「すごい!!」
「少数精鋭の「EARTH」とはまた違った戦い方だな」
別れたほかの部隊。
それらは三体の元へも向かって行っている。
「我々が援護します!!「EARTH」はその内に!!!」
「すまない!!」
「光」と戦っていたハクオロ、美琴、そしてサーヴァント勢の共にやってきた部隊に助けられ、その援護のもとに彼女を徐々に追い詰めていく。
「グっ、この・・・雑魚が調子に・・・!!!」
「力が強ければいいという物ではない!!!」
デバイスを構えて射撃し、さらには突っ込んでいく部隊員をすれ違いざまに手刀や拳で払っていく「光」。
バリアジャケットから火花が散って地面を転がる彼等だが、すぐに引っ込んで邪魔にならないようにする。
まさに、最高の援護だった。
そして、その隙間を縫ってアーチャー、ライダーと斬りかかって行ってその腕に切れ込みを入れる。
それだけしてから二人が身を翻して「光」の前から消えると、その後ろからタイミングを合わせてセイバーが剣を振り下ろして正面を斬り、さらに背後に回って斬り捨てた。
最初の部隊員の攻撃からの連続で、流石の「光」の肉体も疲弊してきていた。
火花と共に血飛沫が舞い、身体を仰け反る「光」。
だが、その仰け反りは
ドッ!!
「ガァッぐっっ!?」
心臓に突き刺さったゲイ・ボルグによって即座にくの字に曲げられた。
槍がランサーの手元に戻り、支えを失って胸を抑える「光」。
だが流石は赤銅の断片、ボダボダと血を溢しながらも倒れず、しかもまだ戦おうとするのか、おぼつかない足で前に進もうとする。
だが伸ばした手にエネルギーが溜まるよりも早く美琴の電撃が脳天を突き刺して全身を止めてしまった。
「がっ・・・こ、こまで・・・・か」
そして、最後にウィツァルネミテア化したハクオロの巨大火球が命中し、その火焔に焼かれ
「あははははは!!まっとう!ここまで彼らは来
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