第四章 RE:BIRTH
宵の時
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そして、二人はわかれる。
一方は川に向かって、もう一方はビル群の中に向かって。
二人は赤銅を挟んで対角線上の二点それぞれに、落ちていく様に急降下していった。
そして、地面スレスレでドンッッッ!!と一気に真横に方向を変え、地面と水平に赤銅へと向かって行った。
クラウドは川を斬りながら公園に入り、さらにその中の森を抜けて
一刀はビル群の隙間を一直線に進み、風をまき散らして
駅前の広場、その中心で、バーサーカーと武将たちを相手取って投げ飛ばしていく赤銅に突撃し―――――!!
ゴォォオオオオオンッッ!!!!
大地を割ったような衝撃音
そしてその刃を、「闇」と「虚無」が受け止めていた。
「んな」
「にぃ・・・!?」
「闇」は一点に集めた黒煙で
「光」は流星剣を白羽取りで正面から
それぞれ受け止め、その刃の進行を止めている。
「さ、させません・・・・」
「さあ、楽しませてもらうよッ!!」
バガァッッ!!
タイルが一気に始め飛び、熾烈な戦闘が続いていく。
それを尻目に、赤銅が力をΧブレードに込め、空を仰ぐ。
そこには要塞ラピュタが浮いており、そこに向かってを向けた。
バンッ!という音がして、赤銅色のエネルギーが打ち上がっていく。
それは模造兵士が落ちてくる穴に入り込み、さらにその最奥まで侵入していった。
そして、到達したのかラピュタに赤い光が走った。
機械の回線のような光が全体を走り、模造兵士の落下がいったん止まる。
そして直後
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「な、なんですかあれは!?」
「模造兵士が・・・飛んでる!?」
「EARTH」管制室モニターには、新たな脅威が映っていた。
それらが落ちてくる穴から、飛行能力を有する模造兵士が飛び出してきたのだ。
いままでの穴の半分から出てくるそれは、ライダーの救援をしていたなのはの砲撃に落とされていくがやはり数が多い。
地上に落ちる模造兵士は半分になったものの、厄介さはそれ以上だ。
「だめだ・・・・こちらのキャパシティを凌駕してます!!
「全部は捉えきれません!!」
「これは・・・・」
それらを聞いて、長岡が愕然とする。
そんな数の敵、どうすればいいというのだ。
「どうしますか長岡さん!!」
「飛行能力まで有する軍勢相手では、現状「EARTH」に勝ち目はありません!!」
「くぅ・・・・・」
「私、行きます」
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