第四章 RE:BIRTH
Raid Story
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」」」
三人が蹴りを入れる。
対象はバズーカを持った蒔風だ。
「一応聞いてやる。今から何する気だった」
「中にミサイルブチ込んでデパート崩壊させる」
「バカじゃねェの!?」
「だってそうすれば施設がどこにあったって・・・・それにほら、ラピュタがやったって言えば後々の問題もなくね?」
「うわ最低だこいつ!!」
地面に正座させられながらシレッ、と言い放つ蒔風。
だが、アリスがその頭に手を置いて
「でも施設は地下数階にあるそうですよ?」
「え?」
「あ、じゃあデパート破壊しても意味無いなぁ」
「ゑ?」
「むしろ瓦礫が邪魔で突入できない」
「・・・・・・」
「わかりましたか?」
「わぁーったよ!!!すみませんでしたァ!!!」
そんなこんなで蒔風が半ばやけっぱち気味に謝り、ビルの中に入っていく。
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「地下の入り口ってどこだ?」
「さぁ・・・・」
「さぁって」
「でもこの状況で入ってきた我々のことはすでに感づいてると思います」
「マジか。じゃあすぐにでも来るのか?」
「・・・・・来ないだろうな」
「何故だ蒔風」
「ここで手を出す必要はないから。相手はこのまま見つからなければいいわけだし。むしろ下手に手を出して入口探られるほうが厄介にしかならないだろ?」
「なるほど」
「ってかやっと主人公ぽいこと言ったな」
「まあな」
「ただ単純に、そうだから敵は来ない、安心しているってだけですけどね」
「止めろよアリス!正論言われたら言い返せないだろ!!」
「正論かよ」
「なあ、翼人の力でどうにか探れないのか?力を失ったわけじゃないんだろ?」
「あのなぁ、いくら翼人でも向き不向きってのがあるの」
「こういう場所を探索するには理樹さんが一番適任なんですけどね」
「あいつなら壁沿いに、それこそ、この百貨店全部にバリアを張り巡らせてわずかな隙間も感知するからな」
「蒔風は?できないのか」
「せいぜいが一店舗分だけだよ」
「うわせま」
「不向きなんだよ、だから」
閑話休題
「というわけで地下の食品売り場なう」
「単純に降りて来たわけだけど」
「おにぎり見つけた!!」
「うめぇ!!」
「おいそこの蒔・佳景。食ってんじゃない」
「わりぃわりぃそうだよな」
「ああ、やっぱ八階の電化製品売り場から炊飯器持ってこないとな」
「だ
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