第四章 RE:BIRTH
Raid Story
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「いいえ。あれを破壊してもその後に赤銅の翼もいるんですよ?貴方もいなければ、勝てる相手ではないです」
「だったらさ!もっと恐怖心を克服するとか・・・・」
「一石二鳥で済ませますよ〜」
「うわマジか!?ってか俺一人じゃ無理だろ」
「助っ人も呼んでます」
「よし、任せた」
「全力疾走のムーンウォークとか器用なことしないでください(ガシッ)」
「グぇええ」
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ロビーの自動ドアを抜け、その先にはワゴン車が止まっている。
そこにいたのは、二人の人物。
一人はハンドガンを持ち、覗き込むようにチェックし、スライドを引いて性能を確かめている。
一人はグローブをはめ、しっかりと奥まで手を入れてから、手を動かしてなじませている。
その二人は
「初原、佳景山!!」
「よぉ」
「ん」
彼の、かけがえのない友だった。
「どうですか?この二人なら満足して・・・・」
「な ん で こ い つ ら 連 れ て く ん だ よ!」
「なんで、とは?」
「これから行くところがどれだけ危険かわかってんのか!?そんなところにつれて行けるはずが・・・・・」
「だったらあなたも行って守ってあげればいいじゃないですか」
「ぐぬっ!?お前最初からそのつもりで「じゃあ行きますよー」聞けや!!」
こうして、一同は車に乗り込む。
余談だが、蒔風は最後までごねていた。
うじうじしていたので、二人が蹴り込んで車に乗せた。
「俺の扱い酷くねぇ?」
「主人公しないあなたに毛ほどの価値もあるもんですか」
「酷くねぇ!?」
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「というわけで到着したわけだが」
「デパート?」
「百貨店だな。ここが根城なのか?」
「間違いないでしょうねぇ」
大通りに面した百貨店の前に車を止め、降りた四人は上を見上げた。
どこにでもある百貨店だ。
よく地下の食品売り場が朝から昼にかけての情報番組で流れていたりして、有名な所でもある。
「ここのオーナーも一味なのかな?」
「それはわかりませんね。でも関係ないんじゃないですか?」
「まあな。そもそも関係あるかないかすら、今回は関係ないな」
「お前めんどくさい言い回しするなぁ」
「じゃあとりあえず吹っ飛ばしますか(ガチャコ)」
「「「待てィ!!!
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