第四章 RE:BIRTH
戦う君は 美しい
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ズル・・・・・
唯子・・・・お前がここまで・・・変わっちまうなんて・・・・
だけど・・・・そうか・・・おれは、オレの罪を・・・か・・・・
でも・・・さ・・・・・
じゃあ俺の罪は何処からなんだ・・・・・?
鉄翼刀は悩む。
背負うべきものは何か、と。
幼いころに、機関の言葉に乗ったことか
大きくなって、力にあこがれたことか
成長して、それでも夢を追ったことか
誰もが言うだろう。
それは不可抗力だ。
彼は利用されただけなのだから。
しかし、彼は自分に何かを課さねばならなかった。
そうでなければ、自分を維持できない。
鉄翼刀は静かに去る。
それを見つけ出すために。
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「ユキさん。唯子さんが戻ってきたらお願いしますね?」
「わかりました。ちゃんとお灸据えときます(グッ)」
「任せます」
空が白みだすころ、アリスが長岡に戻ってくるであろう唯子のことを頼んである一室に向かう。
扉のタグに書かれた文字は、「蒔風」
彼の私生活スペースだ。
腰に手を当て「よしっ」と意気込み。
アリスが、ドアノブを捻る。
起こさなければならない人間が、ここにいる。
to be continued
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