第四章 RE:BIRTH
巨大要塞侵攻
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ていた。
直後、穴から吹き出してくる黄金の光。
ラピュタの都市部、とりわけ今はそのすべてが砲台群になっているのだが、穴の直線状にあるそれが吹き飛んで消えた。
ラピュタから外側にではなく、横にゲートを広げてしまったのだ。
円形であるラピュタの、砲撃の雨に穴ができる。
「あそこだ!!」
「突っ込めぇえええええええ!!!」
他の砲撃など気にもせず、デンライナーがその砲撃の穴に向かってレールを展開、一気に伸ばしていって加速していった。
「ご、ごめんね・・・・」
「いーっていーって。もう選り好みできそうにないかな?そろそろ動くとしますかな?」
ラピュタの上で、「闇」と「光」が言葉を交わす。
それを終えてから「闇」は中に引っ込み、「光」がコキコキと首を回した。
「さて・・・いらっしゃいませ。お客様。ご注文はなんですか?」
ラピュタ都市部外側に、デンライナーが停車した。
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今、上空からはラピュタがその場を去ろうとして行っている。
だがしかし、確実に残っていくものはあった。
砲撃の被害。
そして、クリスタルの模造戦士。
ばらまかれ始めたのは、風都の街から。
その場に連続して落ち続けることはないが、それがばらまかれている地域は順次移動していっているのだからたちが悪い。
「行け行け行け行け!!」
「手っ取り早く片していくぞ!」
「応!!」
車に乗って移動していき、その模造戦士を殲滅していくのはランサーを主としたメンバーだ。
ランサー、凩、翠、スバルそして合流してきたザフィーラだ。
後からも増援は来るだろうが、今は彼らで持ちこたえるしかない。
走り抜けながら次々と模造戦士を蹴散らしていく。
様々な戦士を模してはいるが、その力は本人の4分の1にも満ちていない。
問題はその数だ。
このままでは取り返しがつかなくなる。
破滅を振りまく、巨大要塞。
しかしその主はいまだ姿を見せず。
to be continued
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