第四章 RE:BIRTH
巨大要塞侵攻
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全部捌こうと考えんでえぇ!!」
「風都市民は皆避難している。街が壊れるのは心が痛むが、そういってられるような相手じゃない!!」
「ハァああああああああ!!」
その中で、仮面ライダーアクセルブースターが一番前進していた。
身体の全方位に向けてブースターのついている彼が、この中では一番の機動力を持つ。
それを生かすことで、攻撃の合間を縫ってどんどん進んでいくのだが・・・・・
「ぐッ!?」
やはり、押し戻される。
なにぶん彼がこの力を手に入れたのは最近のことだ。
修練は欠かしていなかったが、それでもまだ手に余る。
それが全身に取り付けられたブースターの制御となればなおさらだ。
一番進んで、ラピュタ外壁の500メートル手前。
むしろよく進んだと称賛にも値する。
攻防にもならないこの状況。
ただ「EARTH」がラピュタ周辺で騒いでるだけにも見える。
「主はやて!!この状況どうしますか!」
「どうもこうもあらへん・・・・これ以上ここに戦力は裂けんのや・・・うちらでどうにかするしかあらへん!!ラグナロクッッ!!!!」
膨大な魔力が練り上げられ、ベルカ式特有の三角形魔法陣の各先端から、まるで拒絶でもあるかのような空間砲撃魔法が撃ち出された。
バゴォッッ!!
「んなッ!?う、撃ち落としたやて!?」
だが、その砲撃すらも砲撃に阻まれる。
実際には撃ち落とされたわけではなく、威力を殺されただけだがそんな威力ではラピュタは落ちない。
と、そうしていると要塞に動きがあった。
その動きは下部の岩盤から。
岩に穴が開き、その中からバラバラと何かが落ちてきているのだ。
良く目を凝らしてそれを見ようとするはやてだが、その穴は真ん中だけれはなく岩盤部全域にぽつぽつと広がってきている。
そして、自分の真上にもそれが空き、彼女の目の前をそれが落下していった。
「く、クリスタルの模造兵士!?」
「まずい!!街に投下されてるぞ!!!」
風都の街を戦火で崩し、さらにそこに雑兵を振りまく。
彼女たちにとっては脅威ではないかもしれないが、一般人からすればとんでもない脅威だ。
そして、避難して一人もいない街だと言っても、もしその避難口に奴らが殺到したら――――――――
「あかん!!だれか・・・・・キャぁッッ!?」
「はやて!!」
眼下の街に気を取られた彼女を砲撃が叩くが、それをヴィータがアイゼンで弾く。
今こっちから戦力は多く裂けない。だが、それでも行かせるとなれば・・・・・
「ザフィーラ!!よろしゅうたのめるか!?」
「御
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