第四章 RE:BIRTH
巨大要塞侵攻
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るがない・・・・・」
『ンなこと関係ねぇ!ぶっ放し続けりゃいつか落ちるんだよ!!』
勢い100%のモモタロスだが、そういうわけでもないだろう。
確かに下部の岩は崩れ、上部の都市も被害をこうむっているが、とてもではないがこの要塞の機能に障害を与えているとは思えない。
要塞は止まらない。
新たな街の上空に、ラピュタは破壊を振りまき始める。
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風都
風の止まらないこの街の風車が、今日は慌ただしく回っている。
まるでこの街の住人たちに、警鐘を鳴らしているかのように。
「来やがったな」
『ああ、僕らの出番だ』
「うちらの力の見せ所。行くでみんな!!」
応!!
風の中に、こだまする声。
八神家オールスターと、風都を守る仮面ライダーが巨城を見上げていた。
その巨城を多い囲うように、三機の巨大戦力が攻撃を仕掛けているがいかんせん力不足だ。
「にしてもデカいな」
『外部からの攻撃は得策ではない。内部からの動力炉破壊が望ましいね』
「ゆりかご思い出すなぁ・・・・」
「こんな大きさじゃなかったけどなー」
ギャシャン、とアイゼンを肩に担ぐヴィータの髪は白い。
見ると、はやてとシグナムの髪の色も変質している。ユニゾンだ。
真に総力戦。出し惜しみなどしていられない。
そして、彼らは飛び出していった。
空間魔法が、要塞を削りだす。
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「オオオオオオオオォォォおおお!!!」
巨大な城に前進していくのはその場にある戦力のすべてだ。
見ると都市部の形が変わっている。
住居にも見えたそれらは崩れ、中から無数の砲台が見えてきたのだ。
そこから発せられる砲弾、砲撃、光線、レーザー、電撃。
それらすべてをかいくぐって目的地に辿り着くのは――――――
「無茶じゃ・・・ないのか!?これ!!!」
『翔太郎さん、泣き事言ったらあかんて!!』
ハードタービュラーと八神はやてが、シグナムやヴィータ、デンライナー達の援護を受けて前進していくが、それは果たして前進しているのか。
三歩進んで二歩下がる、とはこのことだ。
いくら進んでも攻撃に下げられ、少しずつながらも進んだとしてもそこから爆撃で十歩下げさせられるのだ。
「主!!この数はさばききれません!!」
「
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