第四章 RE:BIRTH
be Put Down
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?』
『確かに・・・・傍観していたのかと言われそうだな』
『時間は浅くとも、あちらにはいくつかの実績がある。それは避けられんだろう』
「諸君。それに関しては大丈夫だ」
『ほう?』
「こういう時、つまらぬ正義感から勝手に押しかけてくる元・地上の英雄がいるからな」
『なるほど。彼に任せて、そのまま・・・ですな?』
『無論、権限など与えぬ。終われば用済みよ』
『尻尾切りですな?いや、もう彼は切られてましたか!!はははははははは!!!』
その時、通信が入る。
受付からの連絡で、客人が来たとの内容だった。
「拍手して迎えようか。引退したにもかかわらず、平和のために動いてくれる、彼に」
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「どうだった?はやて」
「うん・・・・とりあえず、うちらに関しては何も言われんかったよ」
「よかった・・・・」
管理局地上本部前で、はやてを迎えに来ていたフェイトが彼女を乗せて走らせる。
彼女らは「EARTH」にも登録はしてあるが、その本分は時空管理局員だ。
だから、向こうから「やめろ」と言われればそうするしかないし、デバイスの取り上げだって、履行されれば逆らえない。
「ま、言われた時は本気で「EARTH」に就けばいいんやけどな」
「でも・・・・」
「・・・・・・・・」
確かに、「EARTH」に所属でもいいかもしれない。
だが、あくまでも「EARTH」という組織は、言ってしまうと「蒔風舜の友だちグループ。世界の平和のため、がんばります!!」みたいな集団なのだ。
いくらパイプがあっても、まだ公的機関とは言い難い。
「それにうちらのデバイスはともかく、ティアナ達のデバイスは管理局で作られたもんや。向こうがなりふり構わなくなってきたら、取り上げる権限とかでっちあげるに決まっとるしな」
何のために、戦うのか。
それは決まっている。
だが、この世界には障害が多すぎる。
to be continued
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