第四章 RE:BIRTH
be Put Down
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「・・・プっ・・・・それじゃ、ただの昼ドラです」
「あら?女の内面なんて、そんなもんじゃない?」
そうして、唯子は長岡と共に訓練場に向かう。
そして、その場で
「このワンちゃん強いッ!?」
「恋の道は修羅の道よー?だったらゾンビがいてもおかしくないでしょー?」
「だからって本当につれてこないでくださいよ!!!」
凩と、地獄のような実践をしていた。
木刀でも、彼は強かった。
余談だが、この木刀は彼の手製である。
「精神統一には、こういう作業もいいものだ」
「EARTH」の売店で一本5000円で売ってる。
凩(犬状態)のストラップと並んで、人気商品だ。
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「・・・・ということになります」
「ご苦労。下がってよい」
時空管理局では、八神はやてが上層部に今回の翼人についての報告書を提出していた。
その部屋から彼女が退出し、上層部のみでの回線会議が始まった。
「どうするかね?」
『「EARTH」には管理局から出向している者もいる。こちらの責任にされないかね?』
『あくまで彼らは「EARTH」名義だからいくらでも言えるわ。なんなら、こちらからの指示でデバイスの取り上げもできる』
「それはあまりにも反感を買うだろう」
『報告書を見るに、「EARTH」だけで勝てる可能性は?』
「あまり高くはなさそうだ。翼人三人いて、この体たらくだからな」
『我々はどうすますかな?助成いたしますか?』
「・・・・・これは「EARTH」の問題だ。それでどうなろうとも責任はあちらがもってくれるし、下手に手を出してわれわれが損害を被る必要もない」
『では・・・・傍観いたしますか』
「最終的に勝つのは我々だ。いくら規格外の化け物であろうとも、「EARTH」と事を起こした後でまともな戦闘ができるわけがない」
『そこを時空管理局が倒す・・・と?いいとこどりですな』
『君、そこは合理的と言いたまえ。一度に行くよりも、継続させて疲弊させた方がよかろう?』
『それに、相手は一人だそうじゃないか。まったく、「EARTH」は何をしておるのか』
『もう一人不確定要素の青年がいるそうですが?』
「そんなもの、奴らの一味として薙ぎ払ってしまえばいい」
『世界の守護者面しおった若造どもが。今こそ真に世界を護ってきたのがだれなのかを思い知らせてやる』
『待ってくれ。手を出さないにしても、世論からは抗議が来るぞ
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