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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
真・四十一話 反逆への狼煙
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、土、風」を表す紋章が描かれており、中心部分には小さく「天地」と書かれている。
これは彼女がある一件で手に入れた剣であり、主従の誓いを交わした彼との思い出の品であり……ともかく大切な剣なのだ。
「…………今頃、何をしてるのかな…………」
少女は立ち上がり、背後にある剣を見つめる。
「…………幸せに暮らしてる、そうだよね…………
東
(
・
)
馬
(
・
)
…………」
東馬の名前を口にし、さあ、仕事仕事と少女が再び席に座ろうとすると
―――――――――――――お願いが、あります。
そんな声が、部屋に響いた。
「っ、誰!?」
少女が叫ぶと、声の主が現れる。
「貴女にお願いがあるのです、東馬と主従の契約を交わした「神山・P・梨桜」さん」
SIDE OUT
反逆への狼煙を上げるときが、着々と近づいていた……。
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