第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change10:旧き女王蜘蛛VS火在輪の機人〜 RASETU of resentment
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とにする。
『あなたの事情は私にもわかるわ。だから私もあのク ズは許せない。だから思う存分暴れなさい。あと固有兵装もいつでも発動可能よ』
すまない。スカーレットハート。
俺は殺意と戦意を全開にしながら目の前の敵…カテレアに言い放つ。
『貴様には苦しみと絶望を与えよう』
『フン世迷言を、たかが私を引かせて調子に乗らないでもらえないかしら!!』
そして俺とカテレアの攻撃ががぶつかる。
『クッ…やはりシールドが削れている。どうやら貴方とは戦う価値はありそうですね』
『うるさいぞ』
俺は容赦なくカテレアに攻撃を加える。
どうやら俺の攻撃だと奴のシールドは削れるようだな。
しかし、こちらの兵器が此処の世界では明らかに強すぎる。
聖書にも名をあげているアザゼルがあそこまでやられるとはな。
しかし、今は目の前のクズを殺すことだけを考えよう。
『これならどうです!!』
カテレアがアラクネの八本の機械脚から砲門を展開しレーザーを一斉照射してくる。
『マルチレッグ・スパイン展開』
俺はマルチレッグ・スパインを使い変則的な機動力で一斉照射されたレーザーを避ける。
―――バシュッ!!
趙劇は避けているもののさすがにIS全てに搭載されている戦闘プログラムの擬似未来予測で攻撃が掠ってしまうな。
本来ならこの程度の威力なら歯牙にもかけないが、この試験兵装は機動力をフルに生かし切るために装甲の強度が2〜3ほど減少している。
しかもあちらのシールドはまだ七割弱残っていると感がてていいだろう。
それなら固有兵装で行くしかない。
『スカーレット・ハート』
『わかっているわ。熱累積率98/100。これなら最大出力で発動できるわ』
『了解』
『何を考えているんですか?なたにそんな余裕などありませんでしょう!!』
『貴様少しは黙ることを覚えてたらどうだ?―−フンッ!!!』
『ぐッ!!!』
俺はカテレアを再び地面に突き飛ばす。
『固有兵装起動――インフェルノ・アクセル』
《―――Eternal Farewell Mode―――》
固有兵装の起動音とともにそう装甲が変形していく。
脚部の緋 晶 残 光発振部が変形し小型ブースターに変わる。
それと同時にマルチレッグ・スパインの刺突部が分離しそこからさらにブースターが出現。
分離部は俺の周りを囲うように浮遊していく。
そして肩装甲、胸部装甲、背部装甲が変形しブースターが次々と出現していく。
変型が終了し、すべてのブースターが点火しスタンバイさせる。
『クッ…姿を変えたところで一体何ができるのです
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