第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change10:旧き女王蜘蛛VS火在輪の機人〜 RASETU of resentment
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『どうしました?あまり時間がないので手短にしてほしい』
「君は、カテレアがもとっているものを知っている…そうだろう」
『………』
「話せない事情があるならこちらも深く追求しない。だが、いずれ話してもらいたい」
実際のところ細かいな用を話して被害を最小限に抑えたい。だが、まだ話せない。
早めにこの現況を突き止めないといけない。
だから今は―――。
『話せる状況になったら話します。敵が使っているものについて…そして俺自身のことについて、だから今はまだ話せません』
「いずれ話してくれるならいい。あとわたしからいえることは一つだけだ――――死なないでくれ。君は私の妹や眷属たちの大事な存在なのだら」
『了解』
そして俺はカテレアのもとに飛び立った。
―○●●●●○―
カテレアを吹っ飛ばしたあたりに飛んでいるとすでに空中に浮遊している『アラクネ』を纏っているカテレアがいた。
『先ほどは、やってくれましたね。アザゼルを殺すのに夢中であなたの存在を忘れて忘れていました』
アラクネを纏ったカテレアが話しかけるが俺覇気にせず、再びスピンドルナックルを射出し臨戦態勢をとる。
やつへの返答はしない。
ただ俺が問いかけることは一つだけある。
『貴様…その装備どこで手に入れた……』
この世界で初めてドスの効いた声で俺は、カテレアに質問する。
『この鎧ですか?これはですね我々『禍の団』に快く協力してくれる方々が私に与えてくれたすべてを超える力です。どうですこの高貴な姿まさに魔王を象徴している”力”でしょう?』
力…?こいつは今彼女の夢を力といいたのか…?
『この力…いやまさに高貴なる私に相応しい武具です。この力があればコカビエルを倒したあなたといえど簡単に屠れ―――グッ!?』
俺はカテレア…いや、目の前のアマガ話し終わる前に間髪入れずスピンドルナックルで殴っていた。
『い、いきなりですね!!ですがあなたの脆弱な攻撃など聞きません――ッ!?』
アマが何かに気づいた様子で俺から距離をとる。
どうやらISの特性であるシールドが俺の攻撃で削れているのに気づいいたらしいな。
だが、俺はその思考真っ先に打ち消すほどの怒りがこみ上げていた。
奴は……彼女の夢を武具―――つまり兵器と呼称した。
彼女は…兵器目的でISを作ったのではない。
ただ、宇宙に行きたいという夢を叶えるために作ったものだ。
それを兵器だと…ッ!!
正直あの敵はとらえる予定だったが、変更だ。
―――奴には苦死と絶望いう名の死を与えるこ
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