第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change10:旧き女王蜘蛛VS火在輪の機人〜 RASETU of resentment
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」
『まあ、いいでしょう。それにその頑張りはすぐに無駄だったとわかるでしょうから』
「今は距離をとって回避するしか……。グッ!?」
アザゼルが距離を置こうとしたとき先ほ腕についていたワイヤーが胴体に巻き付いた。
「いつの間に…」
『いったでしょう?無駄になるって。それにこれであなたを確実に拘束します』
そしてその巻き付いたワイヤーを基点にアザゼルの全身にワイヤーが絡まりだし、最後にはまるで蜘蛛の巣に捕まった蝶のような姿になってしまった
「グハァッ―――。クッ…これじゃ身動きが取れない」
『これで最後です。それではさようなら、堕天使の総督アザゼル。
八つの砲門がアザゼルのほうにむけられる。
「「「「アザゼル!!」」」」
この場の全員がアザゼルの最後を悟った。
だが――――。
『これで最後―――ぐぁ…!!??』
今、攻撃が放たれそうなときに、急にアラクネを纏ったカテレアが斜め下に吹っ飛んでいった。
「一体何が…起こったんだ?」
アザゼルは、状況が呑み込めないままカテレアがいた方向に視線を向ける。
そこには―――。
『大丈夫かアザゼル』
「「「「シン!!!!」」」」
そこには緋晶機人・T・火在輪の姿の神無月シンがいた。
―○●●●●○―
俺―――神無月シンは今インフィニット・ストラトス・・通称ISを纏った敵を吹っ飛ばし、アザゼルの救援をしている。
取り合えず相手が油断しているところに一撃を送ったので一分は稼げるだろう。
「神無月シンか…?はぐれ魔術師とヴァーリは…どうしたんだ?」
『はぐれは殲滅済みだ。白龍皇に関しては禁 手のイッセー斗交戦している。あと一応だが羽衣をフォローに行かせている』
それにしても堕天使の総督がここまでやられるとは…どうやら専用機クラス、しかも記憶が正しければこのワイヤーの装備…どうやら第三世代型のアラクネのようだな。
とりあえずアザゼルをサーゼクス・ルシファーたちのところに運ぼう。
あの中なら最低限の治療は受けられるはず。
俺はアザゼルを拘束していたワイヤーを解き、そのままみんなのところに持っていく。
「アザゼル!!リアス、治療を」
「はい!!サーゼクス様」
サーゼクス・ルシファーの指示でアザゼルの治療を始めるリアス部長。
そしてこれまでの皆の周りで起こった経緯を説明してもらった
さて、これで一命は取り留めただろう。
俺は再びISを纏った敵、カテレア・レヴィアタンに向かおうとする。
「待ちなさい、シン君」
サーゼクス・ルシファーが俺を呼び止めた
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