暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic39おかえりなさい〜Rebirth〜
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シル君、どうすればええの?」

「ユニゾンすることで契約が成される。以降は指輪を本体として、本来の姿フォーム、小人フォーム、指輪フォームの3形態の姿を取れるようになる。しかし彼女の維持には、彼女自身の魔力は元よりはやてにも少しばかり魔力の負担が・・・ある。いいだろうか?」

「もちろんや! シグナム達とも一心同体やし、アインスともそうなれるなら・・・!」

左手もアインスの頬に添えて、そっと額同士をくっ付けた。そんでアインスとの「ユニゾン・イン」を果たすと、私の内にアインスの鼓動をあるのをハッキリと感じれるようになった。そやけど昔と同じユニゾンの感覚で、契約とか特別な感じはせえへんなぁ〜・・・。

「ルシル君、これでええの?」

「ああ。今まさに、契約が結ばれてる最中だ。俺のヴァルハラから完全に切り離されている途中だな。・・・さぁ目覚めるぞ」

ルシル君がそう言うた直後、「っ!」ドクンと心臓が跳ねた。胸に手を添えてると、「ユニゾンを解除してくれ」って言われたことで「ユニゾン・アウト!」をした。私たちの前で改めてアインスが現れた。さっきと違うのは目を開けて、あの懐かしい綺麗な微笑みを浮かべてることや。

「アインス・・・? アインス!」

「はい。お久しぶりです、主はやて!」

「アインス!」

私はアインスの胸に飛び込んだ。背中に腕を回すと、「またこうしてあなたに触れることが出来て嬉しいです」って抱きしめ返してくれた。ホントはもっとこうしてたいけど、感動の再会を私が独り占めするのもアカンよな。アインスの背中を2回、優しく叩くとアインスが手を離してくれたから、私も手を離して距離を取った。

「「「アインス!」」」

「ヴィータ、シャマル、リイン!」

直後にヴィータ達が駆け寄って来た。シグナムとザフィーラも遅れてアインスの側にやって来て「久しぶりだな。また会えて嬉しいぞ」って再会を喜び合った。そんでアインスは、アイリとフォルセティの側へ。

「アイリ。本当に久しぶりだ。お前やアギトと再会するまでは生きていたかったんだが・・・」

「ううん。こうしてアイリ達の目の前に居るのもアインスだからね。アイリも、またアインスに逢えて嬉しいよ♪」

アインスとアイリが握手を交わすと、アイリが1歩下がってフォルセティを前に立たせた。フォルセティは「アインスおねえちゃん・・・?」って呼んだ。アインスの事はアルバムや思い出話で伝えてあるからな。アインスは片膝を付いてフォルセティと目線を合わせた。

「はじめまして、フォルセティ。ああ、私がリインフォース・アインスだ。君ともこうしてお話が出来て嬉しいよ、フォルセティ」

「うんっ!」

アインスにハグされて頭に撫でられたフォルセティが「えへへ♪」って、くすぐ
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