暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic39おかえりなさい〜Rebirth〜
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ォルセティとアイリ、そんでルシル君が居った。ルシル君たちとも挨拶を交わし終えた後、カウンターへ向かうルシル君とアイリ、ヴィヴィオの元へ行くフォルセティを見守る。
「ヴィヴィオ、おはよう!」
「おはよ〜、フォルセティ♪」
「「えへへ〜♪」」
フォルセティとヴィヴィオのやり取りは見てるだけでもう幸せや。生まれなんて関係あらへん。重要なんは生き方や。ヴィヴィオと小さく手を振り合ったフォルセティが戻って来て、アイリやルシル君が自分とフォルセティの分のトレイを持って、「お待たせ」と席に着いたところで・・・
「いただきます!」
私の食事前の挨拶に、食堂に居るみんなも「いただきます!」と続いた。思い思いに談笑しながら食事を進めてると、ルシル君が「八神家一同に連絡」そう言うた。私たちだけやなくてなのはちゃん達も談笑を止めて、ルシル君を見た。
「今日中に10分ほどの時間を俺に欲しいんだ。出来れば全員が揃った状態でね」
朝食後に休憩時間はあるけど、すぐに仕事の準備を始めるもんや。でもルシル君がわざわざ伝えてくると言うことは、かなり重要な話やと思うし。とゆうわけで、八神家はササッと食事を終えて寮の外の庭へ移動する。
「はやて。アインスの指輪を貸してくれないか?」
「え? あ、うん」
胸元から“シュベルトクロイツ”を出して、鎖を一度外して指輪だけを離す。そんでルシル君に「どうぞ」って手渡した。今朝はアインスの夢を見て、さらにはルシル君からアインスの話が出て来た。これは偶然なんやろうか。
「12月25日。10年前、あの娘は本来の名を取り戻し、それと共に新たな美しい名を与えられた。それはある種の誕生日だった」
ルシル君の独白に「リインフォース」って私たちは漏らした。ルシル君は足元にミッドでもベルカでもない魔法陣を展開して、魔法陣上で指輪をポロっと落とした。そやけど指輪は地面に落ちることなく宙にふわっと浮いた。
「正直、タイミングはどうしようかと考えていたんだが、ちょうど今年で10年という節目。運良く複製権限も奪還できたわけだ。なら今年の今日12月25日、やるべきだと判断した」
これから何が起こるのか、ルシル君の話を聴いてるだけで推測できた。鼓動が早くなるのを自覚する。
「おいおい、ルシル。マジか・・・!」
「出来るんですか!? 本当に!」
「すごいすごい!」
ヴィータとリインとシャマルも察したみたいで、テンションがすごい。シグナムが「頼む。アイツもまた、我々の家族なのだ」ってルシル君の肩に手を置くと、ルシル君は「もちろんだとも」って強く頷き返した。
「ルシル君。・・・アインスが、戻ってくるんやんな・・・?」
「ああ。・・・10年前、本当はオリジナルの方を生かして
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