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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0083話『記念日の前日に動き出す者達』
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を中心に祝わせてもらいますね。
もちろん秋月さんの事も祝いますけどね……」

それで青葉は相変わらず鳴る無線機を片手に計画を練っていくのであった。








そしてとうのなにも聞かされていない秋月だけは鎮守府に漂う不穏な空気に敏感に反応していたのか、

「……なにやら鎮守府の空気が淀んでいますね。なにかが起こる前触れでしょうか……?」

自身の進水日の事を忘れているらしくこの空気に、だけど疑問しか浮かべられない少し残念な秋月だった。
果たして秋月に、そして提督に対してのサプライズは成功と相成るのかは明日になってみないと分からない……。
だけど鎮守府中の艦娘の思いは一つの事に集束していた。
明日はいい日にしようと……。



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