第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change9:羽衣の死舞〜Unlikely reaction〜
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『白龍皇ヴァーリ!!お前の相手は俺がやる!!!!』
赤い鎧を纏ったイッセーはそう言い放ち俺のところに飛んでくる。
だがまだ禁手化したてなのか少し飛行がおぼつかないように見える。
そして俺の目の前に来た。
『遅れてすまないな、シン!!』
『まさかこの状況で禁 手に至るとはな、正直お前が鎧姿で現れたときは、驚いたぞ?』
『まあな、これは俺の覚悟の体現みたいなものだからな!!だけど―――』
イッセーは白龍皇のほうに向き戦意を放つ。
『ほう、君のついに至ったか。兵藤一誠』
『ああ、おかげさまでな。さて、さっき俺が言った通りお前の相手は俺だヴァーリ!!』
イッセーがヴァーリに対して構える。
まあ、この状態のイッセーは俺が行っても止まらないだろう。
正直心配はあるが、今のイッセーなら目の前の白龍皇相手でも優勢に戦えるはずだ。
とりあえず――――。
『イッセー』
『なんだよシン。一徳がお前に引っ込んでろと言われても俺はこいつと戦うぜ、みんなを守るために』
イッセーらしい発言だな。
なら俺から言う事はこれだけだ。
『周りの雑 兵どもは俺が二人の邪魔にならないようにつぶす。死ぬなよイッセー。そして奴の戦意が消えるまで徹底的に叩きのめせ』
『――ッ!!おう、任せとシン!!!』
そしてイッセーは再び構え。
『俺が相手だヴァァァリィィィ!!!』
『面白いぞ、兵藤一誠!!!』
そして俺は再び現れたはぐれ魔術師に集中する。
「くそ…先行した奴らは全滅か!!しかし奴はおそらく体力を消費しているはずだ!!」
「そうだ、今なら奴をやれる」
「行くぞ!!」
再びはぐれ魔術師乃軍団が俺に向かって魔力を撃とうとするが―――。
―――キュィィィィィィィン!!!
「なんだ…これ…は…」
その前に俺はスピンドルナックルを射出し造園の三割を全滅させる。
『さあ、お前らがどこでそれを手に入れたかはわからん。だがこれだけでは言わせてもらおう―――。貴様らに慈悲などない、一瞬で殺してやる』
そして俺は再び飛翔しはぐれ魔術師を蹂躙し始めた。
―○●●●●○―
「くっ!!!ここまでお前がやるとはな…カテレア」
「そちらが弱くなったのでしょう?アザゼル」
アザゼルは襲撃してきた旧魔王派のカテレア・レヴィアタンと戦っていた。
しかし俺の予想外のことに奴はそうそう以上に強くそして追い詰められていた。
アザゼルは自分の不利な状況を理解し懐から金色の短剣を出す。
「金色の短剣?今更そんなものが
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