幻想殺し着任ス
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、どこから来たのです?」
「俺か?俺は学園都市から来たんだ」
そう言うと電の顔が納得といった表情になった。俺にはなんのことかさっぱりだ
「それなら知らなくてもおかしくないのです。」
「そうなのか?」
「はい、なのでここは私が艦娘について教えてあげるのです!」
「お?いいのか?助かるなそれは」
「ではいくのです!」
そう言って電は鎮守府の話、艦娘の話、深海棲艦の話などをしてくれた。
正直、難しすぎてちっとも頭に入ってこなかったが、大まかには
・艦娘は深海棲艦に対抗しうる手段の一つ
・深海棲艦に奪われた制海権を取り戻すために戦う
・鎮守府はそんな艦娘を育成するための場所である
という事らしい...。
「と言っても今の私達はそう言うことはやってないのです」
「それってどういうことだ?」
「学園都市から来た司令官さんなら分かるはずなのです。」
その言葉で俺は何となく意味を察しする。
「・・・超能力者か?」
俺の言葉に電はゆっくりと頷く。
「そうなのです...。昔は深海棲艦に対抗できるのは私達艦娘だけだったのです。
でも、学園都市が出来てからはそう言うことも少なくなったのです。」
俺は黙って聞いている。
原因は分かる...超能力者の出現だ。
「今や超能力者さん達が深海棲艦に相手に無双するものですから、私達の役目が急激に減ったのです。」
「なるほどな、それで海軍はそこまで機能しなくなったのか...。」
それで俺なんか見たいな一般人を提督につかせられたんだろう。
「なのです...」
でも!と電は続ける。
「私達艦娘の役割が完全になくなったわけではないのです!
超能力者さん達が戦えないときは私達が代わりに戦っているのです!」
そうなることも少ないですけどね...と、苦笑する電
それはそうだろう...俺だって腐るほど見てきた。
第一位の一方通行アクセラレータ...
第二位の未元物質ダークマター...
第三位の超電磁砲レールガン...
第四位の原子崩しメルトダウナー...
第五位の心理掌握メンタルアウト...
第六位の...こいつは分からねえや
第七位の原石...
そんな奴らがいれば、今まで唯一の対抗手段はほとんど役目を失う。
「電達は偉いな...ちゃんとその時の為に備えてるんだろ?」
なでなでと電の頭を撫でてやる。
「えへへ...なのです」
嬉しそうに撫でられている電に思わずこっちもほっこりとしてしまう。
しばらく撫でていると、不意に電が「あ、そう
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