幻想殺し着任ス
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俺は何となく意味を察しする。
「・・・超能力者か?」
俺の言葉に電はゆっくりと頷く。
「そうなのです...。昔は深海棲艦に対抗できるのは私達艦娘だけだったのです。
でも、学園都市が出来てからはそう言うことも少なくなったのです。」
俺は黙って聞いている。
原因は分かる...超能力者の出現だ。
「今や超能力者さん達が深海棲艦に相手に無双するものですから、私達の役目が急激に減ったのです。」
「なるほどな、それで海軍はそこまで機能しなくなったのか...。」
それで俺なんか見たいな一般人を提督につかせられたんだろう。
「なのです...」
でも!と電は続ける。
「私達艦娘の役割が完全になくなったわけではないのです!
超能力者さん達が戦えないときは私達が代わりに戦っているのです!」
そうなることも少ないですけどね...と、苦笑する電
それはそうだろう...俺だって腐るほど見てきた。
第一位の一方通行アクセラレータ...
第二位の未元物質ダークマター...
第三位の超電磁砲レールガン...
第四位の原子崩しメルトダウナー...
第五位の心理掌握メンタルアウト...
第六位の...こいつは分からねえや
第七位の原石...
そんな奴らがいれば、今まで唯一の対抗手段はほとんど役目を失う。
「電達は偉いな...ちゃんとその時の為に備えてるんだろ?」
なでなでと電の頭を撫でてやる。
「えへへ...なのです」
嬉しそうに撫でられている電に思わずこっちもほっこりとしてしまう。
しばらく撫でていると、不意に電が「あ、そうなのです!」
と、何かを思い出したように話だした。
「さっきの話でも大体わかったと思うのですが司令官さんは今まで通りに生活してくれれば大丈夫なのです!」
「そうはいってもこっちに来て何があるかもわからねえし、学校とかも辞めちまったしな...」
「それなら心配いらないのです!司令官さんはもう学校の教務工程を全て終わらせたことになっているのです。なので、いつも家でやっていたようなことをしていれば大丈夫のなのです!」
え?俺、学校を卒業したことになってんのか?まあ、それだったら...
「それなら、まだ安心...なのか?」
「なのです!あ、でも前任のルミスさんが資材をたくさん残しておいてくれたので司令官さんがやりたければ建造も出来るのです」
建造か、確か新たに艦娘を作り上げることだったっけか?
「分かったよ、とにかく今はここでの生活に早く慣れなくちゃな」
「なのです!」
そう言えば、と俺は気になったこ
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