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black lagoon 百合小説 ”I”
1 夜明け
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くウインクをした

「ひ、ひええええええ!!キ、○○○○だあ!お前ら逃げっぞ!上の奴やべえ!上のやつがやばい!」

車上荒らしは一目散ににげていった。

「キャハハハハハハハハ!ビビッちゃってんのビビっちゃってんのー。バーカバーカ」

「ハハハ、あーあ、つまんな。」

さて、チンピラにも喧嘩売ったことだしもう一度のみ直して寝るか。・・なんて、本当自堕落というか・・とにかくレヴィはソファにすわりなおし、タバコに火をつけ満足げな顔で煙を部屋中にふきかけた

と・・、別の部屋のドアが一人でにあいて、中から人影のようなものが見える

「え?あら・・?」

「おはよう・・。いい夢は見れたかしら。」

「・・・は?」

人影だったものはあまりに意外すぎる人の形をともなって姿を変えた。”アノ”ラブレス家のメイド、ロベルタだったのだ。
・・というか、なんだか無駄に髪は乱れているし服も乱れている。と言うか下着姿から上着を着てる最中だ。いつかのボサボサのロングヘアに捲くったシャツ姿・・。レヴィは口をあんぐりとあけたまま。呆然としてしまった。

無表情で無駄に距離の近い隣に腰をかけると片足をあげてブーツを履き直し、今から帰りますといわんばかり彼女をちらりと見てくる。

「どうかなさったんですか。”アレ”じゃ不満?」

擦れた目をしながらロベルタは相変わらず無表情で彼女を見つめている

「えっ・・!?お、おお!全然全然!十分ぐらい良かったぜ!?何だよお前意外とヤるじゃん。見直したぜ?・・でいいんだよな?」

語尾を小声で言いながら言葉が先か、言った後からレヴィはロベルタの言葉の意味を考え始めた

「・・?そう。貴女って意外と素直だったのね・・。」

「え・・。お、おう・・まあ?な?」

これはもしかしてもしかすると・・、いやもしかしなくてもそう言う事か?

頭をカラフルに駆け巡らせレヴィは合っているかもわからない答えを導きだした

それにしても全く覚えていない・・昨日は飲み過ぎて記憶が混濁しており、更にロベルタに関してはどこで会ったかも覚えていないのだ。

まずい・・レヴィは思った。身体の関係はどうあれ一体この女とどれだけの仲になってしまったのか。

もし深い仲にでもなっていたらいつものぶっきらぼうな態度ではちぐはぐになってしまうのではないか、いやそもそも直接話した事がそこまでない上に昔の記憶と言えば殺し合い殴り合った事しか覚えていない。
これからどうやって接していいものかとか・・いやいや、普通に隣で寝てただけかもしれないいやで、ここで覚えてないなんて事がばれようものなら何をされるか分かった事じゃないとか、コイツとのアレはどんな感じだったのか覚えてないのが少し残念だとか・・と言うか最後は完全
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