ガンダムW
1740話
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、五飛、トロワの4人はジープに乗る。
すぐに発進したそのジープは、乗り心地という意味では最悪……とまではいかないが、それでも決して良好とは言えない有様だった。
まぁ、レジスタンスで使われているジープなんだし、どうしたって安物になるのは当然か。
寧ろ下手に高性能な軍用車を使っても、メンテとか部品の問題とかあるだろうし。
そう考えれば、寧ろ安物でよかったのだろう。
ジープに乗って、数時間。
荒野から、多少なりとも植物が生えている場所に到着すると、そのまま谷の方に向かって下りていく。
どうやら遙か昔には川か何かだったような、そんな谷。
……なるほど、考えたな。普通の平地にアジトを作ろうものなら、まず間違いなくトレーズ派に察知される。
何しろトレーズ派の主力はトーラス。そのトーラスに取って代わられたといってもエアリーズもある。
とてもではないが、レジスタンス程度の戦力で制空権を奪うなんて真似は出来ないだろう。
そう考えれば、空から偵察しても見つかりにくい谷底というのはそれなりに有効な選択だろう。
……問題は、MSとかじゃなく車で移動する場合、かなり面倒になるという事だろうが。
何しろ、上と繋がっている場所まで毎回移動する必要があるのだから。
そうなれば、移動時間のロスというのはちょっと馬鹿に出来るようなものではない。
まぁ、それを承知の上で、見つかるリスクを考えた上でのアジトの選択なんだろうが。
……それにしても砂漠でレジスタンスとなると、SEED世界を思い出すな。
カガリと初遭遇したのも確かあそこだった。
今頃、どうしてるんだろうな。
一応ウズミの後継者としてその下で働いていた筈なんだが……まぁ、ホワイトスターに戻ったら、ちょっと顔を出してみるか。
そんな風に考えつつ、俺達はレジスタンスのアジトに到着するのだった。
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