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輪廻転生と神様転生等についての考察
輪廻転生と神様転生等についての考察
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て保存し、死者の「Ba(バー)」が無事冥界に渡り、将来死者が甦るようにと、ミイラ作成期間の70日程の間、祭司は何度も大量の呪文を唱えとされ、「死者の書(死者の霊が肉体を離れて冥府に至る迄の過程を描いた書)」が死者と共に埋葬される事も在った。
古代ギリシャの哲学に於いて、「魂」は「プシュケー」と言い、語源は気息の音に由来する。又、「プシュケー」には蝶と云う意味も在り、死後の「魂」のイメージを蝶として表現する事も在った。
欧州でのキリスト教に於いては、人間を構成する要素は「霊魂(アニマ、ANIMA)、精神(SPIRITV)及び肉体 (CORPVS)」で在り、錬金術では此れ等は三原質と結び付けられて考えられ、3と云う数から三位一体に比せられる事も。「霊魂」と「精神」は肉体に宿り、肉体が滅びると「精神」と「霊魂」は分かれると考えられて居り、「霊魂」と「精神」は肉体と云う泉を泳ぐ2匹の魚に擬せられた事も在った。
此処に於ける「霊魂」は人間の「本能」のようなモノで在り、成長する事は無いと考えられて居たのに対し、「精神」は理性のようなモノで在って成長するモノで在るとされて居た。
古代インドの「ヴェーダ」や「ウパニシャッド」の「リグ・ヴェーダ」等の「ヴェーダ聖典」では、人間の肉体は死と共に滅しはするものの、人間の「霊魂」は不滅で在る、とされて居た。同聖典では、人間の死後に肉体を離れた「霊魂」は、「火神アグニ」等の翼に乗って、「最高天ヤマの王国」に辿り着き、其処で完全な身体を得る、とされた。
後の「ウパニシャッド」に於いては、死者の「魂」は、「解脱」する人の場合は「神道」を通って「ブラフマン」に至り、善人の場合は「祖道」を通って地上に再生する、と説かれた(「二道説」と呼ばれる)。そして「解脱」する事が「ウパニシャッド」の目標と成った。
中国の「道教」では、「魂(こん、たましい)」と「(はく)」と云う2つの異なる存在が在ると考えられて居た。「魂」は「精神」を支える気、「魄」は肉体を支える気を指した。「魂」と「魄」は易の思想と結び付き、「魂」は陽に属して天に帰し、「魄」は陰に属して地に帰すと考えられて居た。
そう云った「魂」については「神話や伝承、哲学」等で考えられて来たが、私は「マナス神智学」や「薔薇十字団のアストラル体投射砲とホ・オポノポノの考察」をベースにして考えて居る。
だが、前述の「神話や伝承、哲学」等での考えや解釈は間違いでは無いと言える。
私は、其れ等を混ぜて考えたのだ。
「魂」は、汎ゆるモノに存在し、動植物のモノは特に強い。
肉体と「魂」は密接に繋がって居り、其の繋がりを確固としたモノにして居るエネルギーを「魄」、そして「魂」は基本的に4つのエネルギーで構成されて居ると考えて居る。
先ず、生命エネルギーで在る氣等の「エーテル体」が在り、肉
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