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輪廻転生と神様転生等についての考察
輪廻転生と神様転生等についての考察
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エンス・フィクション」、「劇的なストーリー展開を極力排除した、登場人物達が送る日常を淡々と描写するモノ」――「日常」、「恋愛」……「神様転生」はそう云った色々なジャンルの中の1つで在ると同時に、異色で在り、其れ等のジャンルを取り込み展開する事が出来るのが特徴で在り、特色だろう。
そんな「神様転生」だが、其の作品数はかなり多い。とある検索エンジンで「神様転生」と入力し検索するだけで594,000件以上も該当する。とある小説投稿サイトで検索すると、そちらでも6,637件とかなりの数で在り、未だ未だ増えて行くだろう。
基本的にはワンパターンな展開が多く、御都合主義展開も多い。
そんな在り来りで直ぐに飽きてしまいそうな小説で在るにも関わらず、何故そんな作品が生み出され愛され続けて居るのだろうか。
其の理由は、恐らくでは在るが現代の人間が「現実に疲れて居る」と云う事が一因かもしれない。今居る「現実の世界から逃げ出したい」、「現実から一時でも良いから別の世界に行きたい」、「別の事をしたい、体験したい」等と云った理由等から「神様転生」を始め「異世界」モノが多く生まれ、人気が出、ジャンルの1つとして確立されて居るのかもしれない。
勿論其れだけでは無いだろう。
単純に憧れや娯楽の1つとしての楽しみ、暇潰しだとか云った理由も在るだろう。
が、其れ以上に、前述の通り「異世界」モノの小説としてとても書き易いのだ。
先ず「異世界」。我々が居る此の世界とは全く別の世界を描くと云う事。
簡単そうで在るが、とても難しいモノだ。
が、我々の知る法則や規則に縛られた展開を描く必要が全く無いと云う理由が大きいだろう。「此れは可怪しいんじゃないか?」等と言われても、「異世界だから」と返えせば良いのだから。
次に、「転生」をする際に貰える「特典」や「転生」先の世界だ。
既存のモノに少し手を加えるだけで良いのだから、此程簡単で楽なモノは無いだろう。オリジナルの主人公――「オリ主」を「アニメやマンガの世界」へと投入し、暴れさせる事や登場キャラクターと結び付けだけで良いのだ。
だが、其れ等は「アニメやマンガ」等の「原作」から大きく逸脱し、全くの別物に成ってしまう可能性も在る。此れが恐らく「原作レイプ」と云うモノだろう。
其れでも「神様転生」と云うジャンル――題材の小説はとても書き易いモノだ。
作者の願望を其の作品に乗せるだけで良いのだから。
描き易いが、既存のモノに手を加える場合は繊細でとてもズレ易い為に要注意なジャンル。
其れが「神様転生」だと私は考える。


神様転生に必要なモノ

ではそう云った「神様転生」を行う際に、どう云ったモノが必要成のだろうか。
抑々「神様転生」は、其の「転生」と云う名前からも判る通り「輪廻転生――転生輪廻」から来て居るのだろう。
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