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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第611話】
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同全員が驚く――朴念人、唐変木オブ唐変木、ゲイ、ホモと様々な印象だった一夏が箒にキス未遂をしていたのだから。


「……織斑さんは、男の人に興味があるのだと思っていましたのに」

「……まあアイツの普段のヒルトへの行動見てたら流石のアタシだって向こう側の人間だって思ったぐらいなのに」

「うん……。 ぼ、僕が男装していた時も一夏って毎回一緒に着替えだのトイレだのってしつこかったから……」

「アイツが男好きなのは構わないが私の嫁にはちょっかいを出してほしいとは思わないな」

「ハハッ……ちょっと驚いちゃったけど……一応織斑君も女の子に興味があったのかな?」

「えー? そもそも女の子に興味があったなら織斑君って既に誰かと関係持ってそうじゃないみぃちゃん?」


 各々が一夏の事を言う中、美春とエレンは――。


「男と男同士……? 付き合うのって、男女間だけじゃないんだ? ……でも織斑一夏にヒルトは渡さないけど」

「ふむ、やはり報道されてる内容とは違うな。 わかってはいたが」


 ――と言っている、とりあえず箒は軽く咳払いすると続けた。


「こほん! ……簡単に言えば私自身もよくわからなくなったというわけだ。 暫く距離を離して気持ちを見つめてみたいと思っている」


 そう言った箒に俺も――。


「うん、良いんじゃないか箒? 男は一夏だけじゃないし、というか世界の半分は男なんだから一夏じゃなきゃダメって事はないだろ?」


 そんなヒルトの言葉を聞いた一同の全員がヒルトじゃなきゃダメだと思ったのは皆の心の話。


「まあとりあえず、三人で組んでくれないか? 流石に京都駅で学園制服着てたら目立つし」


 事実、さっきの階段同様野次馬が集まり、許可なくケータイのカメラで俺達を撮っていた。

 大半の女子は「織斑一夏ってどこ?」だの「いないじゃん、織斑一夏」って言ってる中で男性はレベルの高い女子達を撮っている。

 ぶっちゃけ気に入らないから早く離れたいという気持ちが大きかった。


「じゃあ、僕は美冬と美春の三人で組もうかな」

「良いね、シャルと美春と私の三人か♪」

「わかった! でも美春はなにが良いのかわからないからシャル、美冬、よろしく!」


 ――と、シャル、美冬に美春の三人が組み。


「じゃあ……私は箒ちゃんと鈴の三人で組もっか」

「う、うむ、異論は特にないぞ」

「ふふん、一応幼なじみ関連で繋がってるわね」


 確かに幼なじみだ、違いは俺の幼なじみか一夏の幼なじみかということだ。

 ……とはいえあの一夏がファーストだのセカンドだの数字でカウントしなかったらましなんだが。


「ではわたくし
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