第四十話 神戸に帰ってその十三
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「実家にいたままなの」
「実家にいたいしね」
「そうよね」
「まあ確かに寂しいからね」
私も自分のことを思い出しました、そのうえでの言葉です。
「一人でいると」
「やっぱりそうでしょ」
「それじゃあ」
二人共言うのでした。
「天理高校にはね」
「受験自体しないかも」
「地元の高校そのまま?」
「八条学園だしね、私達」
「そうなのね、学費はね」
どうしても問題のあるこの件はといいますと。
「特に変わらないけれど」
「天高も八条学園も」
「そうなのね」
「しかも天理高校は二部もあるわよ」
このことも天理高校の特徴の一つです、その二部はどんな場所かといいますと。
「夜間もね」
「あっ、そういえばそうね」
「あの高校夜間もあったのね」
妹達もこのことをお見出しあmした。
「お昼はひのきしんさせてもらって夜は学校」
「しかも寮費も学費もいらないから」
「それどころか少しだけれどお金も貰える」
「そうした学部もあったわね」
「ええ、そちらもあるから」
だからとです、私は妹達もまたお話しました。
「進学は考えてね」
「おぢばの学校に行くことも」
「そちらも」
「教校学園もあるし」
この高校もです。
奈良県にありますが奈良県の人には馴染みの薄い学校みたいです、全寮制でしかも奈良県以外の地域からの子が入る学校だからでしょうか。私もこの学校への入学を考えたことがあります。
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