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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0080話『少し遅めのプール掃除』
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長良のその一言で分かる通りプールの掃除が終了したのだ。
みんなの頑張りもあってかどこかキラキラと輝いていた。

「わーい!」
「やったのです!」
「やればできるものね!」
「ハラショー」

長良に続いて第六のみんなも喜びの声を上げていた。
どうやら掃除が終わったのが嬉しいらしく長良型のみんなも笑みを浮かべていた。
うんうん。
やっぱり清潔になると嬉しいものだよな。

「っていうわけでさ。司令官、さっそく入らせてよ?」
「まぁ待て。まだ水を貯めないといけないから君達はまずはお昼を食べてきてから水着に着替えてきなさい。その間に水を貯めておくよ」
「わかったよ。みんなー! それじゃさっさと済ませてプールはいるぞー!」
「「「おー!」」」

元気よくみんなはそれで一度出ていった。
その間に私は排水装置を操作して水を貯める準備をしていた。
そして午後の三時過ぎくらいには十分な量の水が溜まっていた
そこに水着姿の第六駆逐隊と長良型の面々がやってきたので、

「みんな。溺れないように注意しながら入りなさい。私はその間に食事を摂ってくるから」
「「「はーい」」」

それでいの一番に長良が準備体操を終わらせて飛び込んでいた。

「ひゃー! 冷たいよ! 楽しいなー!」
「暁たちも入るわよ!」
「なのです!」

それで次々とみんなはプールへと入っていった。
楽しそうで何よりな光景が広がっているのを後にして私は食事を済ませて戻ってくる道すがら。
掃除に参加しなかった艦娘達がちらちらとプールで遊んでいる長良達を見ていて、

「いいなぁ……」
「ちぇっ! 私も参加すればよかった……」

と少しプール掃除に参加しなかったことを後悔している姿が目についた。
それなので、

「みんなも長良達に感謝しながらプールに入るんだぞ」
「「「はーい」」」

みんなも素直で大変結構だ。
明日からプールは賑わいそうだなと思った一日だった。



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