暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
3章 時空管理局登場
時空管理局そんな組織は知らないから話なんて必要なのかな
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いつものフェレット姿のユーノの体が光り輝いたと思ったら、
なのはの目の前には"知らない少年"が現れたのだ。
なのはが驚いて声を出せないでいると、
その少年はそんななのはには気付かず、普通に声を掛ける。
「なのはと綾さんにこの姿を見せるのは久しぶりになるのかな……?」
「……え? ……ふぇぇぇぇ!?」
少年の声といつものフェレットの姿がなくなったことから、
その少年がユーノ・スクライアだということに気付いたなのはは、
思わず変な声を上げてしまった。そんななのはを見て、ユーノは首を傾げていた。
「ゆゆ、ユーノくんって、男の子だったのっ!?」
「……あ、あれ? なのは達に初めて会ったときって、この姿じゃなかったっけ?」
「ちち、違う違う! 最初からフェレットだったよ〜!」
「……ああっ!? そうだった!」
「だよね! 綾ちゃん!」
「フェレットだったよ私銭湯の時雄って言わなかった?
人型化するとは思ったけれど、変身魔法でフェレットになってたわけね」
俺となのはの言葉に、ユーノは思い出すようにしばらく考えていたが、
合点が言ったのか、慌てながらなのはの言葉に同意を示した。
クロノが割ってはいる形で声を上げる。
空気読めない人クロノ君と名づけようか
「あ〜その、ちょっといいか? 君たちの事情はよく知らないが、
艦長を待たせているので、出来れば早めに話を聞きたいんだが?」
「あ、は、はい」
「す、すみません」
なのはとユーノは、ハッとした後、申し訳なさそうに頭を下げた。
なのはは取り乱した姿を見られたことが恥ずかしかったのか、
僅かに頬を赤く染めていた。
「では、こちらへ」
先陣を切る形でクロノが歩き出し、今度はなのはとユーノは黙って着いて行った。
その後ろから俺は歩いてついていった。
「――艦長、来てもらいました」
クロノは目的の部屋へと着くと、一言声を掛け、
扉を開いた。そこには、優しそうに笑みを浮かべた一人の女性が座っていた。
「お疲れ様。まぁ3人とも、どうぞどうぞ。楽にして」
予想していたよりも友好的な対応であったため、なのははホッと胸を撫で下ろし、進められた場所へ座った。
一応俺もなのはの隣に座った
「どうぞ」
「あ、は、はい……」
そこへ、クロノが手馴れた手付きで羊羹とお茶を出してきた。
手馴れた手付きでそれを行っているクロノに、なのはは僅かに苦笑する。
そして、僅かに緊張から開放されたなのはは、あまり気にしていなかった部屋を見渡した。
「まずは自己紹介ね。私がこのアースラの艦長のリンディ・ハラオウンです。」
「えっと、高町なのはって言います」
「ユーノ
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