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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
72おさんぽみるく(さ、を鏡面文字もしくは旗の裏側から)
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「イヤアアアアアアアアアアアアッ!」
 前世?の記憶を取り戻しそうになり、あらゆる恥辱と強姦、この世にありえないほどの辱めを何週間も受けて、全穴尿道まで広げられて使用不能になるまで犯され、股関節も生殖器も排泄機能も全部破壊、糞を垂れ流さないで済むよう食事まで拒否して、王妃に続いて自分からギロチンに収まって素早く処刑を望んだ記憶が脳チップに少し供給され、あまりの恥辱に悲鳴を上げる大公の娘。
「行きますっ、表通りをこの格好で歩きますっ、ですからお姉さまをこれ以上苦しめないでっ!」
 兄が生きたままブタのエサにされるのも恐ろしかったが、せっかく生き返った同性の友人、従姉妹の姉が狂い死ぬような姿、何度自殺しても死ねないのを見せられるのは避けたかったアイリス。

 カズマの「泣いている小動物のウルウルした目」攻撃も却下され、王子の首に付けた首輪を女王様がリードで引き、カズマも二匹の奴隷の首輪を引かされた。
 回収するものがいなくなった股間の精液も、足の間に垂れ流したまま、履物の中がグッチュグチュ鳴るほどの自分の精液と精子を出しながら歩き、街中の公園のど真ん中にプリントアウトされ「この世の支配者様」と表札が出されている屋敷を出て大通りに出た。
「ううっ、うあああああっ」
 顔と体を隠すフードのような布はカズマに貰ったが、風に揺らめくだけで落書き全開、膝下の正の字とかふくらはぎの落書き丸出しで泣き声は収まらず、ヨロヨロと歩いている大公の娘。
「さっさと歩け、さもないと布も取り上げるぞ?」
「お許しをっ」
 姉姫を支えながら、アイリスも羞恥プレイに耐えて歩く。物珍しさから人も出て来てその様子を眺め、魔族軍の死体を片付けさせられていた新たな奴隷階級もその異様な様子を見送った。
「よう兄ちゃん、昼間っからお楽しみだなあ?」
 遠巻きに見ていた市民と違い、気の良さそうな鍛冶屋のオッサンが、ハンマーを担いだままカズマに声を掛けた。
 まだ革命中の生傷も痛々しく、騎士の刺突剣やロングソードで私物の鎖帷子の外側を刺された跡、重装歩兵の大剣で殴られ、ヘルメットまでは割れなかったが頭は少し割られて血を流し、鎖骨も砕かれた治療跡が残っている傷だらけの姿で声をかけられた。
 敵の方はご自慢のハンマーで中身ごとヘルメットを外してやったり、職能を活かして剣を横から叩き割って、やはり頭の中身を鍛えてやって生き残った、らしい。
「ア、スンマセン、すぐ消えますんで」
 まだ王族貴族殺しの怒りに満ちた表情で語りかけられたので、いつものヘタレ行動で消えようとしたカズマ。
 アイリス達が愛した王国民は、魔族との戦争による重税に苦しめられ、誰ひとりとして王族を愛するものなど存在しなかった。
「今月は剣を百本無償で納入せよ、出来たか?じゃあ明日は千本、できなければ鞭打ち入
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