暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
2章 ライバル魔道師登場
わかりあえないきもちなのかな
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イジングハートの声と同時に、
プレシアの攻撃は回避され、
逆になのはがプレシアの背後へと高速で回り込み
『Divine Shooter』
「シュート!」
なのはが声を上げながら魔力弾を放つ。
とうとうカウンターまで行った
すごいな
『Defensor』
だが、そんななのはの攻撃もプレシアの相棒である、
デバイスの防御魔法によって防がれる。
「ありがとう、バルディッシュ」
そうプレシアが笑顔で呟くと、
バルディッシュと呼ばれたデバイスは明滅することでそれに答える。
プレシアはなのはへと視線を向けながら、お互いにデバイスを構えたまま、膠着状態となってしまう。
高位魔術師同士の戦いに似たものになってきたね
二人とも、決定的な攻撃をお互いに逃していることから、
このような状態となっているのだ。
見たところ甘いところもあるけれど
年齢的に二人ともすごいな
千日戦闘
「フェイトちゃん!」
「っ!?」
「――話し合うだけじゃ、言葉だけじゃ、
何も変わらないって言ってたけど……だけどっ!
話さないと、言葉にしないと伝わらないこともきっとあるよっ!」
フェイトちゃん
ならプレシアって誰だ?
俺はてっきりあの子がプレシアだと思っていた。
でもそのセリフアリサに聴かせてあげたいよ。
「ぶつかり合ったり、競い合うことになるのは、それは仕方ないのかもしれない。
……だけど、何もわからないままぶつかり合うのは、わたしは嫌だっ!」
なのはは自分の思いの丈をフェイトへとぶつける。
「わたしがジュエル・シードを集めるのは、それがユーノくんの探し物だから。
ジュエル・シードを見つけたのはユーノくんで、ユーノくんはそれを元通りに集めなおさないといけないから、わたしはそのお手伝いをしてあげようと思った。
だけど、お手伝いをするようになったのは偶然だったけど、今は自分の意思でジュエル・シードを集めてる。
自分の暮らしている町や自分の周りの人達に危険が降りかかったら嫌だから
これが、わたしの理由っ!」
そうなのはは叫んだ。
フェイトの目をじっと見つめるその表情からは、
迷いは消え失せ、決意が篭っているようであった。
いつでも全力前回なのはの真骨頂だと思った。
「わたしは……」
思わずといったふうに、フェイトが理由を口にしようとした。
その時、
「フェイト! 答えなくていい!」
「……っ!?」
駄犬がフェイトを叱咤するように叫ぶ。
「優しくしてくれる人達のとこで、
ぬくぬく甘ったれて暮らしてる
ガキンチョなんかに何も教えなくていい!
ジュエル・シードを持って帰るんだろ!」
アルフの叱咤激励の言
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