暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
2章 ライバル魔道師登場
ここは湯の町、海鳴温泉
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能力欲しかったよ
[綾ちゃん、ユーノ君?]
[どうしたの?]
[なに、なのは]
[話なんだけど、昼間の女の人はやっぱりこの間の子の関係者かな?]
[うん。たぶんね。]
[ほぼ間違いなく関係者だよね]
あのフェイスガードの黒服もいるってことか
[また、この間みたいなことになっちゃうのかな……?]
[問答無用で攻撃してきたのならたぶん]
[それで、どうするの?
この間みたいなことになるのはほぼ間違いないよ
今日は遊びに来ただけだし、やめても良いんだよ]
[……ううん。止めないよ]
綾の言葉になのはが静かに返す。
[ジュエル・シード集め、最初はユーノくんのお手伝いだったけど、
今はもう違う。……わたしが自分でやりたいと思ってやってることだから]
なのはは一度大きく深呼吸すると、さらに話を続ける。
[綾ちゃん辞めるなんて聞かないで欲しいな。
……じゃないと、今度は怒るよ?]
人知れず笑みを浮かべた。
あの顔はヤバいと本能が訴えかけた
俺は全力で頭さげた。
ただいま大富豪中にそんな態度をしたら
良い札が入ってくれたと思ったのが
実は良い札はぜんぜん入ってこず
アリサが革命をしてくれた。
それがフェイントになり
勝利を収めた。
[おそらく事が起こるとすれば夜だろうから。体力を温存しておいたほうが良いね]
[[うん!]]
それから深夜になり
ジュエル・シードの反応を感じて、寝ているみんなに気付かれないように部屋を出て、現場に直行
「そろそろいつ現れても良いようにバリアジャケットを着用しようか」
「うん」
「レイジングハート、お願い!」
「ティアよろしく」
「Stand by ready」
「了解」
なのはと俺はそく座にバリアジャケットを着用した。
そして、ジュエル・シードがある場所へと到着した。
すでにそこには、先客がいた。
「あ〜ら、あら、あらあら♪
子供はいい子でって、言わなかったっけかい?」
そうおどけた様に声を上げる、一人の女性がそこに立っていた。
格好は違ったが、旅館で声を掛けてきた女性で間違いない。
「俺の殺気にビビった犬コロじゃん」
「なに〜?」
俺はそれを無視をして、少し視線を上げると、プレシアとゼロが立っていた。
「それを――ジュエル・シードをどうする気だ! それは、危険な物なんだ!!」
ユーノは危険なんだと注意を発しているがまぁ無駄だろう
「さぁ〜ね? 答える理由が見当たらないね。
それにさ? 私言ったよね? いい子でないと、がぶっといくよってっ!」
「っ!?」
「やっぱり。あいつ、あの子の使い魔だ」
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