ガンダムW
1739話
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体を使っているという話は色々と知ってる物も多いだろうが、実際に俺の顔を見た事がある者となると……さて、どれくらいいるのやら。
特に、俺の場合は積極的に表に出たりはしないしな。
これが凛なら、各種交渉とかで顔が知られてたりするんだが。
……勿論、凛の事情が知られている原因は、美人だからというのも大きいのは間違いないが。
中にはどこぞの元帥の孫娘と同じく、凛をお姉様と呼んで慕っている者も多いとか何とか……まぁ、それはそれ、これはこれというところだろう。
少なくても、俺はそういう事にしておきたい。
「レジスタンスとの合流場所はここだ」
トロワが、そう言いながら1枚の紙をこちらに渡す。
そこには、中東連合に所属している……いた、か? ともあれ中東に存在する小国の1つの名前と地名が書かれている。
「ここに向かえば、向こうと合流出来る。中東連合の軍部でもそれなりの地位にあった人物が率いているレジスタンスだから、向こうは俺の顔も知っているだろう」
「ふーん……」
それはつまり、トロワの頼みを聞いて連れていかなければ、色々と問題が起きていた可能性が高いと、そういう事なのだろう。
カトルが考えたのか。それともトロワが考えたのか……どちらが考えたのかは分からないが、上手い具合に考えるな。
まぁ、トロワを連れていくこっちとしては、特に問題はない。
「分かった、じゃあ、行くぞ」
そう告げ、綾子、五飛、トロワの3人が頷くのを確認し……影のゲートを展開する。 そして連合軍の兵士が驚きの表情を浮かべている前で、俺達は影のゲートに沈んでいくのだった。
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