暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic38これからの陛下と騎士〜School Tour ver.New era 75〜
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ゃないから。

(さらに言えば、ここザンクト・ヒルデ魔法学院が聖王教会系列の学校とは言っても、聖王教に入信してる家の子だけが通ってるわけじゃない。だからヴィヴィオが聖王と何かしらの関係があるんじゃないか、って勘繰る子もそんなに居ないはず)

でもやっぱり中には気付いちゃう子も居るわけで。ヴィヴィオは「あぅあぅ」って困り出した。アイリとセレネ達が助け船を出そうって頷き合ったその時には、フォルセティがヴィヴィオの手を握って前に躍り出た。

「あの――」

「ヤガミ君は、あのセインテスト調査官や、魔神オーディン様とそっくりです」

「御親類か御親戚ですか?」

他の女生徒も参加。マイスターはプライソン戦役で大々的に有名人になって、それと同時に聖王オリヴィエとも親交があったオーディン時代のマイスターも聖王教会でさらにさらに有名になって、パーシヴァル君が家宝としてたマイスターの絵画を教会に提供したことで、誰もが知る人物となったんだよね。

「えっと・・・」

「アイリさん・・・」

フォルセティとヴィヴィオからの救援要請に「はいは〜い♪」アイリが前に躍り出て、マイスターやなのは達が事前に決めてた事情を伝える。クローンの話は絶対禁句。というわけで、フォルセティはセインテスト家の、ヴィヴィオは聖王家の隠れた血筋の直系であることを伝えた。それを知った生徒たちは「わあ!」っと驚きの声を上げた。

「時間的にはもうそろそろかな? エオス」

「ん。なのは達のところに戻ろうか」

エオスからそう言われたことで見学はこれにて終了。フォルセティ達は未来の先輩たちと笑顔で手を振り合って「ごきげんよう!」って覚えたばかりの挨拶でお別れした。そして学院長室へと向かう。

(ん? なんか見られてる気配が・・・)

先頭にセレネとエオス、次にフォルセティとヴィヴィオ、最後にアイリと続いて廊下を歩く中、なにやら熱い視線を感じ取れた。それは2階へ上がる階段前でのこと。階段前を横切る中、横目で階段の踊り場を見る。

(あの子・・・どっかで見たような・・・)

フォルセティ達より年上であることは間違いない女の子が1人、踊り場に立ってフォルセティ達を見下ろしてた。2人と同じ虹彩異色の瞳を持っていて、色は紺と青だね。そして髪は碧銀色。昔、ずっと昔にそれと同じ色の身体的特徴を持った人を会った気がするんだけど・・・。

(誰だったかな〜?)

記憶の中にある人物と照らし合わせながら戻って来た学院長室。セレネがノックして「ただいま戻りました」と入室すると、はやてやなのはに学院長から「おかえりなさい」って挨拶を受けた。

「どうだったかな、ヴィヴィオ、フォルセティ?」

「「楽しかった!」」

「んっ。2人の今の言葉が一番のOKサ
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