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Eipic38これからの陛下と騎士〜School Tour ver.New era 75〜
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ヴィオさん、フォルセティさん」

「「はいっ!」」

「元気のよいお返事です♪」

それからはやて達と学院長が今後の予定などなどを確認し合うっていうところで、「あ、ヴィヴィオさんとフォルセティさんは、学院内の見学をどうぞ」ということになった。

「セレネさん、エオスさん。お2人をご案内してあげてください」

「「かしこまりました」」

「はやて。アイリも念のために付いてくよ」

「うん、そうやな。アイリも一緒に行ったって」

「それじゃあヴィヴィオとフォルセティは、アイリとセレネちゃんとエオスちゃんの言うこと聞いて、しっかり見学して来てね」

フォルセティとヴィヴィオが「はーい!」手を上げて返事した。はやて達と別れて見学を開始して、フォルセティ達が入学する1年生のクラスを中心に見て回る。これで来年、どこに1年生の教室があるか迷わないね。

「どの子も小さくて可愛い〜?」

「でしょ〜? あんな子たちに先生って呼ばれたら〜」

「やる気が満ち満ちてくるってものだよ」

廊下から教室内を眺めるフォルセティとヴィヴィオを見守りながら、セレネ達と解り合ったアイリはガシッと握手を交わした。それから普通授業、魔力運用の練習風景、高学年の体育などの授業風景を見学して行った。1、2年生の低学年組はさすがに緩い授業だったけど、3年以上から本格的な魔力運用授業が行われるみたいだね。

「あ、鐘の音・・・。この鐘の音で始業と終業を知らせるのね」

エオスの説明通り複数の教室が騒々しくなってきて、開いたドアから教員や生徒たちが出て来た。フォルセティ達くらいの小さな子供たちがわらわらと廊下に出て来て、女性教員はエオスの元担任だったようで話に花を咲かせて、生徒たちはアイリ達に「ごきげんよう」とか「こんにちは」って挨拶してくれたから、アイリ達も「こんにちは!」と挨拶返し。

「あの、僕たち、来年からこの初等科に通います。あ、八神フォルセティです」

「た、高町ヴィヴィオです!」

フォルセティが率先して自己紹介して、ヴィヴィオも倣って自己紹介。すると生徒たちは「よろしくね!」って2人を迎え入れた。あ〜、でも来年なんだから、この生徒たちは先輩になっちゃうわけだけど・・・。まぁ上級生とのコネ作りも悪くない手だよね。フォルセティにはそんな考えなんてないだろうけどさ。

「タカマチさんって、聖王陛下に似ていますね」

おっと。生徒の誰かさんが鋭い指摘をしちゃったぞ。聖王家の特徴は紅と翠の虹彩異色。この特徴を持った人はもう管理世界には居ないとまで言われてる。プライソン戦役について管理局が公に発表した情報の中には、ヴィヴィオの事は入ってない。当然だよね、聖王オリヴィエのクローンなんて、大々的に発表して良いような軽い内容じ
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