入隊!
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さっき言った神や天使にね。」
「その神や天使がこの世界に存在することは確認したのか?」
「こんな世界があるくらいなら理不尽な人生を強いた存在がいるとは思わないかしら?それに天使はいることがわかっているわよ。私達は何度もその天使と戦っているわ。」
「その天使はどんな奴なんだ。」
「天使は神の使いであって、この世界に来た私達を消滅させる役割があるの。だから私達は天使を駆逐して、それからこの世界の黒幕である神に復讐をして、この世界を手に入れる??それが私達、『死んだ世界戦線』の目的よ。」
<北上sied>
つまり仲村達、この世界にいる死者達は現世に強い未練がある。そして自分達を消し去ろうとする天使を消し、自分達の人生の憎悪を無くし、現世でできなかった青春を謳歌しようとしているのか・・・
sied out
「そういう意味だったのか・・・」
「わかってくれたかしら。それで入隊はしてくれるのかしら?」
「・・・わかった。入隊しよう。俺も神に会えるなら聞きたいことがあるからな。ただし神への復讐には手は貸さない。それでもいいか。」
「・・・しょうがないわね。貴方も色々あるのだろうし。わかったわ。
それじゃあ北上くん、歓迎するわ、これからよろしくね。」
そう言われて差し出された手を、北上はしっかりと握った。
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