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守護者に俺はなる!!!
虹色の霧
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才科学者だ」

ウソップ「自分で言うか天才って。そういうこと言う奴に限ってろくな奴じゃねぇんだ」

ロビン「Mr.ヘンゾ」

ヘンゾ「博士と呼んでくれたまえ」

ウソップ「おい」

ヘンゾの答えに、横に座ってるウソップがツッコんだ。

ロビン「博士、この本はご存知ですか?」

ロビンは1冊の本をヘンゾに見せる。

「ん?…これは!?」

ビビ「これ、パパが持ってた本です」

ウソップ「そうか、虹色の霧ってどっかで聞いたと思ったけど、ロビンが読んでた本の名前か」

ユウ「俺も白ひげさんの船で、同じ物を読んだな」

その時の事を思い返す。

ロビン「著者は不明なのだけど、40年以上前に書かれた本なの」

ユウ「ああ。その本によると、虹色の霧は神々の住む庭とかエルドラド、黄金郷の入り口って記されてる」

ヘンゾ「それは言い伝えにすぎん。これまでの幾多の冒険家達がその伝説に唆されて、虹色の霧を探して旅に出たが、帰ってきた者は1人もおらん。そう…わしの友も」

最後の言葉に、ヘンゾは渋い顔になる。

ウソップ「それであんた霧の研究を…」

店主「お客さん」

ウソップが神妙な顔になるが、店主が話しかける。

店主「そいつの話は、まともに取り合わない方がいいぜ」

ビビ「どうしてですか?」

店主「そいつは、ウェットン市長の犬だ」

ルフィ「犬?」

「ああ!市長から研究費を貰ってのうのうと生きてる、インチキ科学者なのさ!!」

後ろにいた客がそう叫ぶ。





ドンドンドン






すると、外からドラムの音が聞こえる。

「ちょ、徴収隊だ。徴収隊が来たぞ!」

ルフィ「なんだ?」

「おい、早く飲んじまえ!」

すると、周囲の客が食べてる料理や飲み物を一斉に口に詰め込む。そしてドアが開くと、眼鏡でちょび髭を生やした男が入ってきた。

「これはこれは、市民の諸君。 楽しい食事の時間を過ごしていますか?」

そして店の中に入ってくる。

「君、美味そうな酒を飲んでいますね♪酒を飲むときは、飲酒税を払わないといけないね」

男がそう言うと、酒を飲んでた男から無理矢理兵士が財布を取り上げる。

「お、おい待ってくれ!その財布の中には、妻と子供の生活費が!!」

「納税は市民の義務です。義務を怠る人は、この町で生きている資格はありませ〜ん」

ウソップ「なんだあいつ?」

店主「ウェットン市長の息子フィリップだ。俺達からなんのかんのと税金を巻き上げる嫌な野郎だ」

店主が小さい声でウソップに説明する。確かに嫌な奴だな。俺は能力をバレないように使う。

フィリップ「これはこれはヘンゾ
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