暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0078話『第四航空戦隊、出撃』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
言って由良と夕立は少し反省の表情をしていた。
まぁ仕方がない。
制空権を確保できないのだから敵の攻撃の威力も上がってしまうのは道理だ。
だから今回は運悪く二人がよく狙われてしまうのだろうな。

「私も結構撃ち漏らしが多いですからすみません……」
「照月もどうにか艦載機を落としているんですけどすみません……」
「大和さんと照月が謝る事じゃないっぽい。これは私達の責任だよ」
「まぁここで反省会をしていても仕方がない。追撃が来る前に帰投しよう」
「「「了解……」」」

そして帰投した後に高速修復材を使って全員回復したので改めて出撃した。
そしてなんとか北方棲姫の場所までたどり着いて、

「カエレッ!!」

北方棲姫のいつもながら強烈な艦載機の嵐に大和が中破を受けてしまうもなんとか大破者はでないで突破できた。
北方棲姫め…。今度会う際は万全な体勢で挑んで倒してやろう。
私はそう誓いながらもボスマスへと航路を進める。
そして辿り着いてしまえば後は倒すだけの仕事だ。
やらしてもらおう。

「日向隊! 前へ! 突撃する!!」
「「「了解!」」」

旗艦の私の指示とともに全員が攻勢に出てあっという間にボスを殲滅したのであった。
そして提督へと通信を送ると、

『日向、敵は倒すことが出来たか……?』
「うむ。やってやったさ。みんな頑張ってくれたよ」
『そうか。ならよかった』
「ああ。それでだが今回の新任務の件だがいつまでも放置はしてくれるなよ? 新たな瑞雲が手に入るチャンスを逃すほど悔しいものはないからな?」
『わ、わかった……。善処する』

提督に新たな瑞雲についての件で釘を刺しておいた。
これで遠くない未来に新たな瑞雲がやってくるのは嬉しい事だ。

「日向。どこか嬉しそうじゃん?」

伊勢にそう言われたので、

「まぁ、そうなるな」

そう答えておいた。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ