暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1737話
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を認めたおかげで特に揉めるような事もなく、話が纏まる。

『アクセル、あたしと五飛はどうすればいいんだ?』

 綾子の乗ってるトールギスの外部スピーカーから、そう質問の声が飛んできた。

「あー、そうだな。トレーズ派の残党がいるかどうかは分からないけど、何かあった時の為に即応戦力はあった方がいい。そのままMSで待機しててくれ。何か怪しい動きをする奴がいたら、俺や連合軍の許可を取らなくてもいいから、自分の判断で行動してくれ」

 その言葉に、連合軍の何人かが不満そうな表情を浮かべる。
 だが、何も言わないのはシャドウミラーという存在がどれだけの力を持っているのか、それを目の前で見せつけられた事もあるし……また、これまでシャドウミラーがどれだけの働きをしてきたかを理解しているからだろう。
 ああ、それとセプテム達の護衛を俺達があっさりと認めたというのも関係しているか?
 どのみち、何かあったら俺達が一番頼りになるというのは、それこそ連合軍の面々が一番理解している筈だろう。
 綾子との簡単な……それこそ打ち合わせとも呼べないような打ち合わせが終わり、俺達はそのままノベンタ、セプテム、ベンティを護衛したままコロニーの中に入る。
 ノベンタが向かうのは、この基地の司令室だ。
 そこで今回の件を色々と聞きたいのだろう。

「アクセル代表、父を……いえ、連合軍の頂点に立つ方々を守って下さり、ありがとうございます」

 基地に向かって移動すべく港を歩いていると、不意にギンターが近寄ってきてそう告げ、頭を下げてくる。

「別に気にするな。こっちも仕事……というか、半ば成り行きでの行動だったしな」
「それでも、もしトレーズ派の攻撃でノベンタ元帥達が死んでいたら、いったいどうなっていた事か」

 ギンターのこういう律儀なところは、父親に似ず……と表現してもいいものかどうか。
 ともあれ、俺の方を見て一礼するギンターに対し、軽く肩を叩いてから口を開く。

「そうだな、なら何かあった時は助けて貰うか」

 話はそれで決まり、俺達は全員揃って――綾子と五飛は港に残ったままだが――基地に向かう。
 そうして基地に到着すれば、ノベンタ、セプテム、ベンティの3人は素早く自分達の仕事をこなし始める。
 宇宙にある各基地に向かって連絡を入れて戦況を確認し、地球にある各基地にも連絡を入れて戦況を確認する。
 一応ピースミリオンからでも他の基地に向かって連絡を入れてはいたのだが、それでもやはりこの基地からの方が色々と便利なのは間違いない。
 それで判明したのは、予想以上にこちらの戦力が消耗していないという事だった。
 どうやらトレーズも消耗戦を嫌ったのか、ある程度の戦いを行った後はあっさりと引き上げたらしい。
 その中で更に意外だっ
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